4. まとめにかえて

いかがでしたでしょうか。今回は、老後を見据えて50歳を超えてからの「月30万円の不労所得」を作ることができる方法について、富裕層担当だった元証券会社社員が解説しました。

総務省「家計調査報告-2023年(令和5年)12月分、10~12月期平均及び2023年平均-」によると、1世帯当たりの消費支出は、総世帯24万7322円、2人以上の世帯29万3997円となっています。

そのため、仕事をリタイアするFIREを希望する場合は、「月30万円の不労所得」を目指すとよいでしょう。

「月30万円の不労所得」を目指すには、不動産投資や高配当株、利回りの高い債券、REITなどで資産運用をする方法があります。

ただし、資産運用においてリスクとリターンは比例する傾向にあり、価格変動リスクが伴うため、家計の余剰資金を用いて行うことが大切です。

FIREを目指す際は、資産運用にあてる余剰資金がいくらくらいあるのか、まずは家計を見直すことからはじめてみてはいかがでしょうか。

参考資料

安達 さやか