12月13日に今年最後の年金が支給され、次の支給日は2か月後の2月14日です。
年金受給世代の方々は、支給される年金額や差し引かれる税金・社会保険料を見て、どのように感じているのでしょうか。
公的年金の支給額は加入期間や現役時代の収入に応じて決まるため、多く受け取る方もいれば、わずかな金額しか受け取れない方もいます。
今回は、現在の60歳代と70歳代の方々がどのくらいの年金を受け取っているのか、平均月額と受給者ごとの受給者数を見ていきます。
※金額等は執筆時点での情報にもとづいています。
1. 【厚生年金の一覧表】60歳代・70歳代の平均月額
厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」から、厚生年金の平均月額を見ていきます。
1.1 60歳代・厚生年金の平均月額
- 60歳:9万4853円
- 61歳:9万1675円
- 62歳:6万1942円
- 63歳:6万4514円
- 64歳:7万9536円
- 65歳:14万3504円
- 66歳:14万6891円
- 67歳:14万5757円
- 68歳:14万3898円
- 69歳:14万1881円
1.2 70歳代・厚生年金の平均月額
- 70歳:14万1350円
- 71歳:14万212円
- 72歳:14万2013円
- 73歳:14万5203円
- 74歳:14万4865円
- 75歳:14万4523円
- 76歳:14万4407円
- 77歳:14万6518円
- 78歳:14万7166円
- 79歳:14万8877円
繰り上げ受給となる65歳未満の受給額は少ないですが、65歳以降は概ね14万円台となっています。
なお、上記の年金額には国民年金部分も含まれます。