2.1 元本・運用収益:総額

  • 開始:0円
  • 2年目:72万円・2万1085円:74万1085円
  • 4年目:144万円・8万7936円:152万7936円
  • 6年目:216万円・20万3382円:236万3382円
  • 8年目:288万円・37万422円:325万422円
  • 10年目:360万円・59万2243円:419万2243円
  • 12年目:432万円・87万2228円:519万2228円
  • 14年目:504万円・121万3969円:625万3969円
  • 16年目:576万円・162万1280円:738万1280円
  • 18年目:648万円・209万8210円:857万8210円
  • 20年目:720万円・264万9060円:984万9060円
  • 22年目:792万円・327万8393円:1119万8393円
  • 24年目:864万円・399万1058円:1263万1058円
  • 26年目:936万円・479万2199円:1415万2199円
  • 28年目:1008万円・568万7281円:1576万7281円
  • 30年目:1080万円・668万2107円:1748万2107円

もし3%で運用できれば、22年目には総額が1119万8393円となり、30年間預貯金だけで貯めた場合の1080万円を超えます。

30年目には総額1748万2107円というシミュレーション結果が出ており、利益が668万2107円になる見込みです。

新NISA制度には利息がつく複利の効果があるため、長期的に運用することで、この効果を最大限に活用できるのです。

複利効果

出所:LIMO編集部作成


 

また、通常は運用の利益に対して約2割の税金がかかりますが、NISA制度であれば非課税です。

この分の税金は引かれず、利益をすべて受け取れることになります。

初心者に始めやすいと言われるのは、こうした非課税の面でメリットが大きいからです。

2.2 ただしNISAにもリスクがある

メリットがあるとはいえ、新NISAをはじめとする運用にはリスクもあります。

長期分散によってリスクを減らすことはできても、資産が減ってしまうというリスクはゼロにすることができません。

自分のリスク許容度などをしっかり確認し、預貯金と分散しておくことも大切なのです。

何%で運用できたかは、後にならないとわからないため、シミュレーションはひとつの目安とし、月々の積立に回せる額、目標の金額をしっかり考えておきましょう。

「成長投資枠」では、より幅広い金融商品に投資が可能です。ご自身の状況に合わせた運用ができるメリットを生かして、情報収集は怠らず、ご自身に合った運用を探してみてください。