2. 4つの道府県の「駅数」を比較すると…

国土交通省が公表している「令和4年度末 鉄軌道駅における駅の段差解消への対応状況について(都道府県別)」によると、日本で二番目に「駅数」が多い都道府県は、大阪府です。気になる駅数は、518(2022年度末時点)となっています。

大阪府にはJR西日本をはじめ、大阪メトロ、近畿日本鉄道、阪急電鉄、阪神電気鉄道、南海電気鉄道など、10以上の電鉄が運行しています。大阪府は総駅数だけでなく、1日の平均利用者数が3000人以上の駅数も東京都の710に次いで二番目に(431)多くなっています。

大阪府に次いで三番目に駅数が多いのは愛知県の496で、四番目は北海道の447。アンケートで32%の人が選択した神奈川県は五番目で383でした。

ちなみに、日本で一番駅数が多いのは東京都の759で、一番駅数が少ないのは沖縄県の19。東京都と沖縄県では駅数に約40倍もの差があるのです。

3. 大阪府の府内総生産は名目41兆3204億円

ここからは日本で二番目に「駅数」が多い大阪府について紹介します。

大阪府は本州の中心あたりに位置し、 兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県に隣接しています。府面積は1901.42平方キロメートルと全国で2番目の小ささですが、人口は877万5708人で東京都、神奈川県に次いで三番目に多くの人が暮らしています。

府内には43市町村(33市、9町、1村)があり、人口TOP5の都市は以下の通り(出所:国土地理協会総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。 大阪府と堺市は政令指定都市に指定されています。

  • 大阪市  275万7642人
  • 堺市   81万7041人
  • 東大阪市 47万8539人
  • 豊中市  40万6836人
  • 枚方市  39万4221人

経済面を見てみると、2021年度の府内総生産は名目41兆3204億円。府民所得は26兆8693億円でした。

いかがでしょうか。今回は日本で二番目に「駅数」が多い都道府県について紹介しました。

4. 調査概要

  • 調査日:2024年12月5日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
  • クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

参考資料

小野田 裕太