Googleが誇るオリジナルスマホ「Pixel」シリーズは、モデルによって価格差やスペック差が左右されます。

最新シリーズの「9」はスタンダードモデルと「Pro」モデルに分かれており、Proモデルの中でも「9 XL」はスペックの高い作りです。価格は10万円オーバーで、いわゆる高級な部類のスマホといえるでしょう。

一方「8a」は、「8」シリーズの中でも8万円を切る価格でも購入可能です。どちらの機種にも魅力があるので、今回はGoogle Pixel 8aとPixel 9 Pro XLの機能・性能を比較します。

なお、Googleストアは2025年1月3日までホリデーセール中で、両機種ともに対象商品となっています。ホリデーセールは商品ごとに値引きや対象製品の​下取りに​よる​払い戻しの​増額などでお得に購入できますので、チェックするといいでしょう。

本記事では両機種の基本的な特徴をご紹介しつつ、スペック差を解説します。また各機種のおすすめユーザーも最後にまとめます。

※価格は執筆時点のものとなります。

1. Google Pixel 8aのデザイン

出所:NTTdocomo「Google Pixel 8a

Google Pixel 8aのカラーバリエーションは下記の4種類です。

  • Aloe
  • Bay
  • Porcelain
  • Obsidian

2. Google Pixel 8aのディスプレイ

Google Pixel 8aのディスプレイは下記の仕様です。

  • 6.1インチ Actuaディスプレイ(最大120Hz対応)
  • アスペクト比 20:9
  • OLED(1080x2400)、430PPI
  • 24 ビット フルカラー(1600万色)
  • 最大輝度1400ニト

3. Google Pixel 8aの基本性能

Google Pixel 8aに搭載されているCPUは「Google Tensor G3」です。本チップは上位機種の「8 Pro」にも採用されており、Antutuベンチマークで100万付近のスコアも記録できるチップです。

メモリは8GBを搭載し、大容量データのダウンロードや高画質動画の視聴など、高い処理能力を要する作業にも心強いスペックです。ストレージは128GBで外付けSDカードが使えないため、ストレージ容量はヘビーユーザーには多少心もとないかもしれません。

8aではGoogle AIと連動したさまざまなタスクを効率よくこなせます。便利な機能の一つは「かこって検索」。画面に写っている画像や文字の中に調べたいもの、気になるものを見つけたときに、指でかこったりなぞったりする動作だけで、アプリ切替なしに情報収集できます。

またAIアシスタントの「Gemini」と"話す"ことも可能。自然言語の理解に優れたGeminiに話しかけると、特定のトピックについて学んだり、身の回りのことについて答えをくれたり、文章を作成したりなど、秘書のような働きをしてくれます。