3. 北海道札幌市と群馬県の経済面を比較

ここからは札幌市と群馬県について紹介します。

約195万7000人の人口を有する札幌市は、1922年8月11日の市制施行以降、近隣町村との合併・編入によって面積を拡大してきました。市域の距離は東西42.30キロメートル、南北45.40キロメートル。政令指定都市の札幌市には、10の行政区があります。

10の行政区の人口は下記の通り(2024年1月1日時点)。

  • 札幌市北区  28万4605人
  • 札幌市東区  26万377人
  • 札幌市中央区 24万5023人
  • 札幌市豊平区 22万6589人
  • 札幌市西区  21万8448人
  • 札幌市白石区 21万3286人
  • 札幌市手稲区 14万432人
  • 札幌市南区  13万4070人
  • 札幌市厚別区 12万3851人
  • 札幌市清田区 11万247人

札幌の地名の由来については、アイヌ語の「サリ・ポロ・ペッ」(その葦原が・広大な・川)とする説と、「サッ・ポロ・ペッ」(乾いた・大きな・川)とする説などがあるそう。

そんな札幌市の2021年度の市内総生産は、名目7兆4661億円。経済成長率は名目2.9%増で、1人当たりの市民所得は 280万円でした。岡山県の県内総生産(2021年度)が名目7兆6527億円なので、同じような経済規模です。

3.1 群馬県の県内総生産は9兆1410億円

人口約192万人の群馬県は日本列島のほぼ中央に位置し、県西・県北には山々が連なり、南東部は関東平野が開けています。

群馬県の県名が初めて使われるようになったのは、1871年10月28日。廃藩置県を受け、高崎・前橋の大部分を含んだ群馬郡を県名とすることがふさわしいと判断されました。これにちなみ、10月28日は「群馬県民の日」となっています。

そんな群馬県には現在、35の市町村があります。人口数TOP5は下記の通り。

  • 高崎市  36万7861人
  • 前橋市  32万9860人
  • 太田市  22万2518人
  • 伊勢崎市 21万2237人
  • 桐生市  10万2988人

経済面を見てみると、群馬県の2021年度県内総生産は、名目9兆1410億円。経済成長率は名目5.4%増で、1人当たりの県民所得は318万7000円でした。

いかがでしょうか。今回は北海道札幌市と群馬県の人口と経済面を紹介しました。

3.2 調査概要

  • 調査日:2024年11月7日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
  • クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

参考資料

小野田 裕太