4.2 【片働き世帯】夫婦世帯の年金額例をチェック

片働き世帯・夫婦世帯の年金額例をチェック

片働き世帯・夫婦世帯の年金額例をチェック

出所:Ruslan Huzau/shutterstock.com

  • 夫が報酬54万9000円+妻が国民年金のみ加入:25万4104円
  • 夫が報酬43万9000円+妻が国民年金のみ加入:23万483円
  • 夫が報酬32万9000円+妻が国民年金のみ加入:20万6862円
  • 妻が報酬37万4000円+夫が国民年金のみ加入:21万6617円
  • 妻が報酬30万000円+夫が国民年金のみ加入:20万494円
  • 妻が報酬22万5000円+夫が国民年金のみ加入:18万4370円

年金額は個々の状況により異なるため、自分の年金額を正確に把握するには、自身の年金記録を確認することが重要です。

実際の年金額は、収入や就業期間によって変動しますので、具体的な金額を知りたい場合は「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」を活用して、最新の情報を確認することをおすすめします。

5. 自分だけのオリジナルプランを考えよう

将来に向けて計画を立てることが大切

将来に向けて計画を立てることが大切

出所:takasuu//istockphoto.com

本記事では、現役シニア世代の懐事情について深堀してきました。

実際のシニア世代の支出や、受け取れる年金額を確認することで、ご自身の老後生活のイメージを想定しやすくなったのではないでしょうか。

将来受給できる年金額は個人差がありますが、ご自身の想定される受給額での生活にご不安をお持ちの方は、計画的に資産計画を考えていきましょう。

公的年金だけに頼るのではなく、自助努力も合わせて準備していくことが大切です。

ご自身でもスタートできる自助努力の方法としては、税制優遇が受けられる制度として、新NISAやiDeCoを活用した資産運用があげられます。

また、目的に合わせて、個人年金保険や変額保険の活用を取り入れる方もいらっしゃいます。

資産運用の手段はさまざまななものがありますが、それぞれメリット・デメリットが異なるため、目的に合わせた方法を選択することも重要なポイントになります。

まずは、ご自身の資金計画にマッチした方法が、どのようなものかを知ることからはじめてみてはいかがでしょうか。

1つの方法に絞る必要はありませんので、広い目で見て、自分だけのオリジナルプランを考えていきましょう。

参考資料