11月のガーデンでは、秋で開花が終わる植物と、春まで開花が続く植物、それぞれが暖かな日差しを受けて花を咲かせています。

秋らしさが感じられる風景もそろそろ終わり。シックな深い色合いの花々をたくさん眺められるのは、この時期だけの楽しみとも言えるかもしれません。

そこで今回は、晩秋の花壇を彩る「秋らしい色の一年草・多年草」について紹介します。

1. この記事で紹介する「晩秋の花壇を彩る秋らしい色の植物」7選

【写真1枚目/全9枚】2枚目以降では、晩秋の花壇を彩る秋色の花を7種ご紹介します1/9

淡いオレンジ色の花を咲かせているダリア

Elina Grigoryan/shutterstock.com

1.1 晩秋の花壇を彩る!秋らしい色の《一年草》3選

  • パンジー・ビオラ
  • マリーゴールド
  • ケイトウ

1.2 晩秋の花壇を彩る!秋らしい色の《多年草》4選

  • ガーデンシクラメン
  • ガーデンマム
  • ビデンス(ウィンターコスモス)※一・二年草の品種もあり
  • ダリア(球根植物)

記事の最後では、一年草と多年草の違いについて、わかりやすく解説します。さっそくみていきましょう。

2. 晩秋の花壇を彩る!秋らしい色の《一年草》3選

2.1 パンジー・ビオラ

品種が豊富な「パンジー・ビオラ」はアンティークカラーやダークカラーが秋っぽい2/9

赤紫色の花びらがおしゃれなパンジー

Mami Nozaki/shutterstock.com

秋から春が開花シーズンのパンジー・ビオラは、さまざまな花色が楽しめる一年草です。品種によって花の色や形が異なるので、秋らしい花色を選んでみるのもおすすめです。

秋らしさ満載のアンティークカラーやダークカラーの品種は、定番カラーの品種と異なる雰囲気がとてもおしゃれ。他の花と組み合わせやすいのも嬉しいポイントです。

※参考価格:500円~1000円前後(3号ポット苗)

2.2 マリーゴールド

鮮やかな花色と丸い花が目を引く「マリーゴールド」3/9

濃いオレンジ色の花を咲かせているマリーゴールド

MilenG/shutterstock.com

鮮やかなオレンジやイエローの花を咲かせるマリーゴールド。花の形も特徴的で、花壇のなかでも目を引く植物です。

秋らしい品種を選ぶなら、花色が濃いオレンジの品種や、注目のアプリコットカラーの品種などを選ぶのがおすすめ。開花は12月頃まで続きます。花が終わったら、翌年用に種を収穫するのも楽しみのひとつです。

※参考価格:300円~600円前後(3号ポット苗)

2.3 ケイトウ

暖かさを感じられるフサフサ質感が秋らしい「ケイトウ」4/9

オレンジ色のふわふわとした質感の花を咲かせているケイトウ

Songdech Kothmongkol/shutterstock.com

ユニークな形の花穂がおしゃれなケイトウは、秋ガーデンの彩りやアクセントに重宝する一年草です。

レッドやピンクなどが定番の花色ですが、最近はアンティークカラーの品種も登場し、切り花として販売されることもあります。フサフサとした質感も、秋らしさを存分に感じられるでしょう。

※参考価格:200円~400円前後(3号ポット苗)

3. 晩秋の花壇を彩る!秋らしい色の《多年草》4選

3.1 ガーデンシクラメン

寒い季節を彩る気品ある花「ガーデンシクラメン」5/9

赤い花が満開のガーデンシクラメン

S1001/shutterstock.com

冬から春にかけて開花するガーデンシクラメンは、花の形が特徴的な多年草です。気品のある花姿が美しく、とくに濃いレッドの花弁の品種はシックで秋らしい雰囲気です。他にもホワイトやピンクの品種もあります。

開花の翌年も花を楽しむには、季節に応じた適切な管理をおこなう必要があります。とくに休眠期である夏の管理が大切。休眠期の水やりにはいくつか方法があるので、自分がやりやすい方法で管理しましょう。

※参考価格:1000円前後(3号ポット苗)

3.2 ガーデンマム

たくさんの花をこんもりと咲かせる「ガーデンマム」6/9

オレンジの花が満開のガーデンマム。植木鉢に植えられている

Mia Stern/shutterstock.com

キク科のガーデンマムは秋に開花する多年草。矮性品種として改良され、生長すると丸くまとまるのが特徴です。こんもりとたくさんの花を咲かせるので、キク科らしい豪華な花が楽しめるのも嬉しいですね。

花色が大変美しく、ニュアンスカラーの品種もあります。このような品種は、流行りを取り入れた寄せ植えなどにも重宝します。

※参考価格:400円~700円前後(3号ポット苗)

3.3 ビデンス(ウィンターコスモス)

コスモスに似た可愛らしい花「ビデンス」7/9

クリーム色の花びらの先が白い、ビデンスの花が満開

Tasak/shutterstock.com

ビデンスはコスモスに似た花が美しい植物。品種が豊富で、それぞれ花期や草丈、一・二年草、多年草など性質が異なるため、調べてから購入しましょう。これからの季節は、晩秋~初冬に咲く品種が楽しめます。

定番の、イエローとホワイトの2色咲きの品種は爽やかな印象。他にもピンクやオレンジなど珍しい色の品種もあります。分岐性に優れ、花つきもいいので、環境が合うと可愛らしい花をたくさん楽しめますよ。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

3.4 ダリア

秋ガーデンの主役「ダリア」はダークカラーが大人っぽい8/9

濃赤色の花を咲かせているダリア

OlgaOtto/shutterstock.com

秋ガーデンの主役と言えば、ダリアを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ゴージャスで堂々とした佇まいの花はガーデンでもひときわ目立つ存在です。

花の形もさることながら、花色も豊富で、さまざまな花を楽しむことができます。秋ガーデンにはダークカラーの花色がおすすめ。ブラックに近い花色の品種もあり、ガーデンを大人っぽく演出します。

※参考価格:500円~2000円前後(3号ポット苗)

4. まとめにかえて

今回は、晩秋の花壇を彩る「秋らしい色の一年草・多年草」について紹介しました。

寒さが厳しくなると、庭に出るのも面倒になりがち。暖かい日は庭に出て、花のお世話をしつつ、冬ガーデンの準備も進めていきましょう。

近年は気候変動により、開花期も変化してきています。育てている植物の性質を再度調べて、実際の気候に合わせた管理をおこなうことが大切です。

5. 【ガーデニング豆知識】一年草と多年草の違いとは?

【ガーデニング豆知識】一年草と多年草は何が違う?9/9

一年草、多年草、宿根草の違いとは

出所:LIMO編集部作成

さいごに、一年草と多年草の違いも整理しておきましょう。

  • 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物
  • 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある
  • 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する

LIMO編集部