3.1 利息がつかないデメリットも

マイナス金利解除とその後の利上げに伴い、金融機関では預金金利の引き上げを行っています。

たとえば、メガバンクでは普通預金の金利が0.1%(税引前)、1年ものの定期預金が0.125%(税引前)となっており、以前に比べて受け取れる利息が増えている状況です。

一方、タンス預金は現金のまま保管しますので、こうした利息を受け取ることができません。

せっかく預金金利が上昇している局面ですから、少しでも多くの利息を受け取ることを検討してみてもよいかもしれません。

4. 資産の保管方法を見直してみよう

資産の保管方法を見直してみよう

お金の写真

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新紙幣の改刷が行われて数ヶ月。徐々に流通量が増えているものの、旧デザインの紙幣についてもそのまま使い続けることができます。

もちろん、旧紙幣でタンス預金を行うことについても問題はありません。

しかし、まとまった金額を現金で保管することは、防災や防犯の観点からややリスクがあるといえます。

大切な資産を守るためには、現金で保管するタンス預金は必要最低限にするよう見直してみるのもよいでしょう。

参考資料

椿 慧理