2. 旧紙幣のタンス預金は銀行に預けるべき?
自宅でタンス預金を行ってる人の中には、旧紙幣で保管している人も多いのではないでしょうか。
新紙幣が定着するにつれて、「このまま旧紙幣を持ち続けて大丈夫なのかな」と心配になることもあるかもしれません。
しかし、新紙幣が発行された後も、旧デザインの紙幣も問題なく使用することができます。
日本で発行された紙幣は、特別な措置が取られない限り通貨として使い続けられるためです。
たとえば、一万円札では福沢諭吉が描かれた紙幣だけでなく、聖徳太子が描かれた紙幣についても有効となっています。
したがって、新紙幣の流通量が増えたからといって、旧紙幣でのタンス預金をあわてて両替に行く必要はないでしょう。
3. 現金を自宅で保管するリスクには注意が必要
しかし、現金を自宅で保管するリスクについては十分考慮する必要があります。
たとえば、火事や災害などで自宅が被害を受けたとき、通帳やキャッシュカードであれば再発行することができます。
しかし、現金については失くしてしまったらそれまでです。
また、最近では首都圏を中心に強盗事件が相次いでいます。自宅にまとまった現金を保管しておくのは、防犯上の観点からもあまりおすすめができません。