LIMO編集部が、過去1週間でよく読まれた記事を集計し、その中から厳選したコンテンツを「見逃し配信」としてお届けします。ご参考にしていただければ幸いです。 (初公開日:2024年10月24日) |
10月から社会保険の適用が拡大されました。従業員51人以上の企業に勤める人で所定の要件を満たすと、社会保険に加入します。
しかし、社会保険料の負担増を恐れて、この秋から専業主婦になった人もいるでしょう。
かつては世帯の多くを占めていた専業主婦世帯ですが、現在はどれくらいの割合となっているのでしょうか。また、平均年収はいくらなのでしょうか。
この記事では、専業主婦世帯の平均年収を共働き世帯と比較します。また、世帯数の割合についても解説します。
1. 専業主婦世帯の平均年収はいくら?
総務省統計局の「家計調査 / 家計収支編」によると、専業主婦世帯の平均年収は、以下のとおりです。
- 専業主婦世帯全体:635万3340円(月収52万9445円)
- 夫婦のみの世帯:569万6304円(月収47万4692円)
- 夫婦+子ども1人の世帯:657万9996円(月収54万8333円)
- 夫婦+子ども2人の世帯:694万512円(月収57万8376円)
専業主婦世帯の平均年収は約635万円となっています。月収に換算すると約52万円です。子どもがいる世帯は児童手当を受給できるため、その分年収が高くなっていると考えられます。
では、専業主婦の平均年収と共働き世帯の年収を比較してみましょう。