1.5 ディアスキア

寒さに強くて愛らしい小花が魅力的な「ディアスキア」

淡いピンク、濃いピンク、赤色の小花が混じって咲いているディアスキア

Paya888/shutterstock.com

ディアスキアは、秋から冬にかけて開花する、寒さに強い植物。多年草タイプと一年草タイプがありますが、もともと高温多湿に弱い性質なので、多年草タイプも夏越しに注意して育てましょう。

夏の管理が難しい場合は、最初から鉢植えで育てるのがおすすめ。開花期は日なた、梅雨から初秋までは半日陰に置いて管理しましょう。植え替えの適期は春と秋です。

※参考価格:500円前後(3号ポット苗)

1.6 クレマチス(冬咲き)

常緑冬咲きクレマチスはベル型の白い花が美しい

冬に白いベル型の花を咲かせる常緑クレマチス

Peter Turner Photography/shutterstock.com

「つる性植物の女王」とも呼ばれるクレマチスは、華やかで美しい花が咲く人気の多年草です。クレマチスは落葉性が多いのですが、冬咲きのクレマチスのなかには常緑性の品種があるので、葉を楽しみたい人はこちらを選ぶとよいでしょう。

冬咲きの品種はホワイトのベル型の花を咲かせる品種が多く、雪を思わせる色合いが冬らしさを感じさせます。

※参考価格:600円~1200円前後(3号ポット苗)

2. まとめにかえて

今回は、秋に植えられる常緑の多年草について紹介しました。

春や秋のように、草花が一斉に咲く庭も素敵ですが、冬枯れの景色のなかに鮮やかな花が咲く姿も、それはそれで風情が感じられるものです。

冬に開花する花は、彩りが少なくなった庭の主役になるので、お気に入りの可愛らしい花を植えて、冬ガーデンを存分に楽しんでみてくださいね。

LIMO編集部