2. 扶養から外れて働く際に知っておきたい「年収の壁」の種類

扶養から外れて働く場合、税金や社会保険料の支払いが発生するボーダーラインを理解しておくことが大切です。

税金・社会保険料に関する「年収の壁」は下記のとおりです。

【写真全2枚】1枚目/年収の壁一覧表、2枚目/《シミュレーション》社会保険加入による天引き額

年収の壁一覧表

筆者作成

各年収の壁を超えると、税金や社会保険料の支払い義務が発生し、手取り収入が減少するため、収入によっては「年収の壁」を超える前よりも減ってしまう可能性があります。

つまり、年収104万円の場合、あえて年収を103万円に抑えた方が得になることがあります。

では、扶養から外れて働く場合、年収がいくらであれば損をしないのでしょうか。

次章にて、扶養から外れてお得になる年収目安を確認していきましょう。