2. 生活保護の受給額

生活保護費は、最低生活費から年金や給付金を差し引いた金額が支給されます。最低生活費は、以下の項目をそれぞれ計算して算出します。

  • 生活扶助基準
  • 障害者や母子家庭での加算
  • 住宅扶助基準
  • 教育扶助基準、高等学校等就学費
  • 介護扶助基準
  • 医療扶助基準

上記のうち、介護扶助基準と医療扶助基準は実費が支給されます。では、それ以外の項目で基準額がいくらになるか確認しましょう。

2.1 生活扶助基準

生活扶助基準は、1類と2類に分かれます。

1類の支給額は年齢によって異なり、2類の支給額は世帯の人員で決まります。

例えば70~74歳の一人暮らしで1級地-1 にお住まいの場合、7万4250円が生活扶助基基準額となります。

次に、母子世帯や障害者への加算分を確認しましょう。