日経平均株価反落の中、爆騰のリコーは一時+10%超高!

【東京株式市場】 2018年7月30日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、TOPIXも5日ぶりに下落

2018年7月30日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,544円(▲167円、▲0.7%) 反落
  • TOPIX 1,768.1(▲7.6、▲0.4%) 5日ぶり反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,038.6(▲19.4、▲1.8%) 大幅反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:908、値下がり銘柄数:1,124、変わらず:70
  • 値上がり業種数12、値下がり業種数:21
  • 年初来高値更新銘柄数:55、年初来安値更新銘柄数:16

東証1部の出来高は14億5,078万株、売買代金は2兆2,899億円(概算)となり、いずれも先週末より増加しました。本日(30日)から始まった日銀金融政策決定会合の結果(31日に発表)を見極めたいとする模様眺めの動きが強まった一方、その前に利益確定売りを急ぐ動きも見られました。

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盛り上がりに欠けた商いでしたが、売買代金は何とか2兆3,000億円程度までになっています。

そのような中、先週末のNY市場の下落を受ける形で、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。前場の序盤には一時▲193円安まで売られるなど調整色を強めましたが、極端な下押しは回避されたようです。

終値もかろうじて22,500円台をキープしましたが、底堅さは感じられなかった値動きでした。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、下落率は日経平均株価より小さくなりました。これは、日経平均株価を構成する大型株への売りがより優勢だったことを示唆しています。

東証マザーズ総合指数は大幅反落、売買代金は12日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,295万株、売買代金は929億円となりました。出来高は先週末より減少しましたが、売買代金は増加しています。相変わらず個人投資家の物色意欲の戻りは鈍く、売買代金は12日連続で1,000億円を下回る低調な商いとなっています。

また、主力株を中心に利益確定売りが増加した結果、総合指数は大幅反落となりました。再び1,000ポイント割れの懸念が高まる中、個人投資家の投資意欲を刺激するような物色テーマの登場が待たれます。

三菱電機が決算発表直後に一時▲5%弱安、先週末発表のアステラス製薬は年初来高値更新

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)とソフトバンクグループ(9984)が大きく値を下げ、エーザイ(4523)は▲6%安に迫る急落となりました。

また、先週末に決算発表を行ったコマツ(6301)が大幅下落となり、同じく決算発表の日立製作所(6501)も冴えない値動きとなっています。

その他では、取引時間中に決算発表を行った三菱電機(6503)が、大幅減益を嫌気されて発表直後に一時▲5%安に迫る急落となったのが目を引きました。

一方、ファナック(6954)が小幅続伸となり、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)、デンソー(6902)など自動車関連株が堅調に値を上げました。

また、取引時間中に決算発表を行った塩野義製薬(4507)が発表直後から急騰し、先週末に決算を発表したアステラス製薬(4503)も上昇して年初来高値を更新しています。

その他では、先週末の決算発表が好感されたリコー(7752)が一時+10%超高の爆騰となったのが注目を集めました。

新興市場では、シェアリングテクノロジー(3989)が一時▲10%安に迫る急落となり、ドリコム(3793)も大幅安で年初来安値を更新しました。また、ZUU(4387)も大きく値を下げ、そーせいグループ(4565)やブランジスタ(6176)も大幅安で引けています。一方、メルカリ(4385)は小幅上昇となりました。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。