3.4 給料が入ったら一定額をすぐに貯蓄するルールを持っている

毎月一定額を確実に貯蓄するためには、給料が入ったら一定額をすぐに貯蓄するルールを作っておくことをおすすめします。

給料が入ったその日に、別の口座に振替するのでもよいですし、銀行には毎月一定額を積み立てる積立定期預金といった商品もあります。

積立定期預金の引落日を、給料日当日か翌日に設定しておけば、確実に毎月貯蓄を増やしていくことができるでしょう。

なお、定期積金以外にもiDeCoやつみたてNISAの引き落とし日を給料日の近くに設定することで、毎月一定額を積み立てながら、節税につなげることもできます。

4. まとめにかえて

年代別の平均的な貯蓄額から、2000万円以上金融資産を持っている人の割合、また貯蓄が多い人に共通する4つのポイントをご紹介しました。

各年代の平均的な貯蓄額を見てみると、2000万円には程遠いというのが実情です。

そうした中で、余裕を持って貯蓄を進めていくためには若い頃から意識して取り組んでいく必要があります。

老後やお子様の進学のためにまとまった額の貯蓄が欲しいといった方は、本記事の内容を参考になさってください。

参考資料

逆瀬川 勇造