5. まとめにかえて
今回は、シニア世代の年金額について年代別にチェックしてみました。
厚生年金は、年代が上がるほど受給額も増える傾向がありますが、それでも80代では月15万円ほど。
国民年金は5万円台の人もいます。月に5万円で生活をまかなのは、さすがに厳しいですよね。だからこそ、政府が年金世帯に追加の給付を検討しているのも納得できます。
こうして年金の金額を見てみると、シニア世帯のお金事情ってなかなか厳しいと感じますよね。もちろん年金は大切な収入源ですが、それだけじゃ心もとないでしょう。
特に、老後に向けて貯めておける資産があるかどうかがポイントになってきます。
「老後もずっと働くぞ」という選択肢もありますが、年を重ねると体力的にも健康面でも厳しくなることが多いですから、働き続けるのは現実的ではないかもしれません。
だからこそ、取り崩せる資産を今のうちに準備しておくことが大事なんです。
今はインターネットで色んな情報が手に入りやすくなりましたよね。最近話題のNISAやiDeCoなんかも、少し調べれば詳しく知ることができます。他にもいろんな資産運用の方法があるので、自分に合ったものを見つけるのが大切です。
預金だけで老後資金を準備できれば理想的ですが、難しい場合は資産運用を考えるのも一つの手です。それぞれの仕組みには特徴があるので、どれが自分に合うのかしっかり調べて選ぶといいでしょう。