3. PayPay証券アプリで「eMAXIS/PayPay証券 全世界バランス」を購入してみる
PayPay証券が投資初心者から支持されている大きな要因は、直感的かつ安心感のあるユーザーインターフェースです。
同証券は日頃からスマホ決済で利用するPayPayアプリに組み込まれており、電子マネーをチャージするような操作で投資信託を購入することができます。実際に当ファンドを購入する手順を見ていきましょう。
4. 市場の拡大とリテラシー向上の両立を目指して
「貯蓄から投資へ」という流れが急速に進む一方で、混乱する投資初心者も増えているようです。
「新NISAは値動きがあるのか」
「新NISAは投資商品ではないのか」
という相談も少なくないようで、市場の成長に対して、投資家のリテラシーが十分に追いついていない現状が見受けられます。
今後、市場の急成長に伴う課題を解決するためにも、投資家の知識向上に取り組む必要もあるでしょう。
正しい情報と理解が広がり、資産形成の環境がより充実していくことを期待したいところです。
参考資料
三石 由佳
執筆者
株式会社モニクルリサーチ
記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員
神奈川県出身。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。中央大学文学部社会学科卒業後、みずほ銀行にて確定拠出年金に関する講師として全国の個人投資家向けにセミナーを実施。企業型確定拠出年金(企業型DC)だけでなく、個人型確定拠出年金(iDeCo)も含めた制度や仕組み、投資信託の解説や市況などを伝える。フリーランスを経て、フィンテックベンチャーにて広報を担当。
現在は株式会社モニクルリサーチにて金融関連の取材や自社メディアに関するPR業務も担当。「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」では、人事院、内閣府(金融庁、消費者庁、こども家庭庁)、デジタル庁、総務省、法務省、財務省(国税庁)、文部科学省、厚生労働省、農林水産省(林野庁)、経済産業省(中小企業庁)、国土交通省、環境省といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、退職金、資産運用や貯蓄、新NISA、iDeCoなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。(2025年2月21日更新)