コマツが一時+6%高に迫る急騰!日経平均株価は4日ぶり反発

【東京株式市場】 2018年7月24日

株式市場の振り返り-日経平均株価は4日ぶり反発、結局は“寄り付き天井”で終わる

2018年7月24日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,510円(+113円、+0.5%) 4日ぶり反発
  • TOPIX 1,746.8(+8.1、+0.5%) 4日ぶり反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,057.9(+17.9、+1.7%) 大幅反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,443、値下がり銘柄数:564、変わらず:96
  • 値上がり業種数28、値下がり業種数:5
  • 年初来高値更新銘柄数:28、年初来安値更新銘柄数:12

東証1部の出来高は12億4,650万株、売買代金は2兆392億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。特段目立ったニュースがなかったことに加え、企業の決算発表本格化を控えて様子見スタンスが強まったと考えらえます。

売買代金はかろうじて2兆円を維持するに止まっています。

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そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。ただ、寄り付きで+158円高となった以降は上値が重く、前場の半ばには一時+19円高まで上昇幅を縮小する場面も見られました。

その後は巻き返したものの、結局は“寄り付き天井”で終わっています。それでも4日ぶりの反発となり、終値で22,500円台を回復しました。

なお、TOPIXも同じような値動きで4日ぶりの反発で引けました。

東証マザーズ総合指数は大幅反発、売買代金は8日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は5,502万株、売買代金は844億円となり、いずれも前日より増加しました。増加はしたものの、相変わらず個人投資家の物色意欲の戻りは鈍く、売買代金は8日連続で1,000億円を下回る低調な商いとなっています。

ただ、一部の主力株が買い戻されたこと等から、総合指数は大幅上昇となりました。引き続き1,000ポイント割れの懸念が残る中、個人投資家の投資意欲を刺激するような物色テーマの登場が待たれます。

コマツと日立建機が揃って急騰、楽天が一時▲5%安に迫る急落

個別銘柄では、機械株やFA株で中国関連銘柄の買い戻しが目立ち、日立建機(6305)が+6%超高の急騰となり、コマツ(6301)も一時+6%高に迫る急騰となりました。また、ファナック(6954)が大幅高となり、キーエンス(6861)や安川電機(6506)も大幅上昇で引けています。

その他では、円高懸念が薄れたことを背景にホンダ(7267)など自動車株が堅調に推移し、とりわけ、三菱自動車(7211)が大幅高で年初来高値を更新したことが目を引きました。

さらに、前日に大幅高となった三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など銀行株も小幅に値を上げる展開となっています。

一方、エーザイ(4523)が大きく値を下げ、塩野義製薬(4507)や武田薬品工業(4502)など医薬品株が軟調な値動きとなりました。

また、ソニー(6758)やパナソニック(6752)などハイテク主力株の一角が売りに押され、楽天(4755)は一時▲5%安に迫る急落となっています。

新興市場では、そーせいグループ(4565)が久々の急騰となり、サンバイオ(4592)や窪田製薬ホールディングス(4596)も大幅上昇となりました。一方、メルカリ(4385)やZUU(4387)が売りに押されて下落し、ブランジスタ(6176)も大幅続落となっています。

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青山 諭志

参考記事

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。