3. 床の間を外国風くつろぎ空間にアレンジ

和室DIYの大きな課題となるのが床の間です。

一般的には掛け軸や生花などを飾る床の間ですが、使い道に困っているという方も多いのではないでしょうか?

そんな床の間をおしゃれに生まれ変わらせる方法が、「ヌック」作りです。

ヌックとは「こぢんまりとした居心地のよい空間」のことで、海外では生活の一部として取り入れられています。

日本ではあまり馴染みがありませんが、近年では「リビングの一画や階段下」などに設けられるケースが増えてきているんです。

床の間をヌックに変身させる方法は以下の通りです。

1.壁紙と床をカスタマイズ
2.ベンチを設置する
3.間接照明や雑貨を飾る

まず、床の間の内側をシールタイプの壁紙やクッションフロアで飾ります。

床の間の壁は面積が狭いので、色付きや柄入りなどのデザインにもチャレンジしやすいですよ。

壁と床をカスタマイズしたら、ベンチを設置します。

ベンチ下は収納スペースとしても活用できるので一石二鳥ですよ。

最後に、間接照明やお気に入りの雑貨を飾れば完成です。

ヌックは読書や昼寝のスペースとして使ったり、子供の遊び場にしたりと使い方は豊富です。

自分らしいアイデアを活かして、居心地の良い空間を作ってみてくださいね。

4. 和室をクールな寝室に大改造

「和室だけど床ではなくベッドで寝たい」という方は、部屋全体を洋風にイメージチェンジするのも手です。

コンクリート風の壁紙や床材を使うと、クールで落ち着いた印象の寝室になりますよ。

クッションフロアを使うことで、ベッドの重さで「畳がへこんだり擦り切れたりする事」を避けることができます。

クッションフロアを敷く際は、畳が傷むのを防ぐために「直接貼り付けないこと」がポイントです。

また、湿気がこもると畳がカビやすくなるため、定期的にクッションフロアをはがして風を通しましょう。

5. 白い壁とヘリンボーン柄で垢抜け空間に

ナチュラルテイストがお好みの方は、白い壁に木目の床材を合わせると、一気に洗練された印象になります。

ちょっと個性を出したいなら、ヘリンボーンの床材がおすすめです。

ヘリンボーン柄とは、一方向に向かって木材がV字状に連なっている模様のことで、ナチュラルながらもインパクトのあるデザイン性で人気を集めています。 

北欧風やカフェ風、ヴィンテージ風など様々なテイストのインテリアと相性が良いのも特徴です。

ふすまや柱、床の間にもリメイクシートを貼ると、和の雰囲気が消え洗練された洋風空間へと生まれ変わりますよ。

和風の照明をペンダントライトに変えてみたり、観葉植物やアートを飾ってみたりと、自分好みのお部屋を作り上げてみてはいかがでしょうか。