2. 普段からできる「省エネ対策」10選
普段の生活の中でできる省エネ対策を厳選して10個紹介します。電気代の節約につなげるため、日々の生活習慣にこうした対策を取り入れるのがおすすめです。
2.1 (1) 窓に断熱対策をする
夏は窓から日差しが差し込むと室温は上がるため、窓に断熱対策をすればエアコンの電気代を節約できるでしょう。
例えば、窓に断熱シートを貼ったり、遮熱カーテンを取り付けたりすると、夏場の熱が入るのを防げます。また、室内の温度が外に逃げるのを防ぐため、冷房効果を高め、電気代の節約につながります。
2.2 (2)お風呂の入り方に気を付ける
お風呂の入り方に気を付けることも、電気代の節約になります。
お湯を沸かすのに電気給湯器を使っている場合、追焚き機能を使えば電気が多く消費されます。家族全員がそれぞれ異なった時間にお風呂に入る家庭は、追焚きを何度もしてしまい電気代が高くなるので注意が必要です。短時間で家族全員が入浴を済ます、入浴後はフタをして冷めにくくするなどの対策を取り入れてみるのも良さそうです。
2.3 (3)使わない電化製品のスイッチを切る
使っていない部屋の照明や、誰も観ていないテレビなど、使っていない電化製品のスイッチをこまめに切ることで、電気代を節約できます。また、部屋を出る時は照明を消すようにしましょう。消費量の少ない電力でもこまめにスイッチを切ることを習慣化することが大切です。
2.4 (4)コンセントの使い方に気を付ける
コンセントにプラグを挿したままにしていると、待機電力が発生します。わずかな電気量かもしれませんが、無駄な電気を消費していることになります。使わない電化製品のプラグは抜いておきましょう。
電気代を節約するために、節電タップを使うのも有効です。節電タップには電源の切替えスイッチが付いているので、スイッチを切るだけで待機電力の発生が防げます。
2.5 (5)電気代の高い時間帯は外出する
電力量の単価は、夜間は安く、昼間は高めに設定されています。そのため、昼間に電気を使う時間を減らせば、電気代は安くなります。契約しているプランの時間帯別単価を確認してみましょう。高く設定されている時間帯に外出すれば、電気代を節約できます。
2.6 (6)夜間に洗濯をする
乾燥機付き洗濯機の場合、夜間など電気料金の単価が安い時間帯に洗濯できるようタイマーをセットしておくと電気代が節約できます。契約している電力会社の夜間料金が適用される時間帯をチェックし、活用してみましょう。
2.7 (7)冷蔵庫にものを詰め込み過ぎない
冷蔵庫は詰め込み過ぎると冷却効果が下がります。中身は7割程度にしておくと冷気が回りやすく、効率的に冷やせます。また、冷蔵庫の中を整理しておくことで、探しものをする時間が減ってドアの開閉時間が短くなり、冷気が逃げるのを防ぐことができます。
2.8 (8)温水洗浄便座の温度を調整する
トイレで電気を多く消費するものは、温水洗浄便座です。便座や洗浄水の温度設定は常に控えめにして、季節に合わせて温度の調整を。夏場は便座を暖める必要がないので暖房を切りましょう。
便座を暖めて使う季節では、使い終わったらフタをすると保温性が上がります。そうすれば設定温度を低めにしても温度が保たれて、電気代の節約になります。
2.9 (9)テレビは省エネモードを活用
テレビの画面が明るいと消費電力が増えます。明るさを調整する機能があれば利用するとよいでしょう。なお、テレビによっては、省エネモードが付いています。自動的に明るさを調整し、一定時間操作がないと自動的にスイッチを切ってくれるので、省エネモードがあれば活用しましょう。
2.10 (10)なるべく炊飯器の保温を使わない
炊飯器の保温も、電気が多く消費されます。炊飯器でご飯を炊いたら保温機能は使わず、1食分ごとに冷凍して食べるたびに電子レンジで温めると、電気代の節約になります。
また、炊飯器のエコ炊きモードは消費電力を抑えながら炊けるので活用しましょう。食べる時間に炊き上がるようタイマー機能を使えば、保温の必要がなくなります。