過去の同月に公開された記事をプレイバック!もう一度読み直したい、「編集部セレクション」をお届けします。 (初公開日:2023年9月16日) |
今日からシルバーウィークがはじまりますね。9月は気候がよいですから、観光や登山、釣りなどお出かけを予定しているかたも多いのではないでしょうか。
リタイアすれば毎日自由に時間を使えますから、理想のセカンドライフをイメージする方もいるでしょう。
「世界一周旅行に行ってみたい」、「趣味の園芸を楽しみたい」、「老後に小さな飲食店を開いてみたい」などなど考え出すときりがないかもしれません。
しかしながら、理想の豊かなセカンドライフを送るためにもお金の準備が必要です。
現役時代に頑張って預貯金を貯めておけば安心かもしれませんが、多くの方が年金をあてにされているのではないでしょうか。
今回は豊かなセカンドライフを送るためにも、老後受け取れる年金受給額を細かく見てみましょう。
【注目記事】【厚生年金】8月15日の年金支給日に「30万円(月額15万円)」が振り込まれる人の現役時代の年収はいくら?
1. 【公的年金】国民年金と厚生年金の2階建て
まずは日本の年金制度を簡単に確認しておきましょう。
日本の年金制度は、1階建て部分の「国民年金」と2階建て部分の「厚生年金」の2つに分かれます。このため「2階建て構造」とも呼ばれています。
1.1 国民年金
- 加入対象:原則、日本国内に住むすべての20歳から60歳未満の人
- 保険料:皆一律の月額1万6520円(2023年度)
1.2 厚生年金
- 加入対象:公務員や会社員、パートで適用事業所に勤めて一定要件を満たす方など
- 保険料:年収(報酬比例)によって保険料を支払う(上限あり)
では、次に年金受給額を1歳刻みで確認しましょう。