5. 遠い将来を見据えた資産づくりの「最適な方法」を見つけよう!

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令和の年金エイジたちは「年金を平均いくらもらえているのか」を、厚生労働省の一次資料をもとに確認していきました。ひとことで「公的年金」と言えど、実際に受け取れる金額には個人差があります。

働き盛りの現役世代のみなさんは、平均額などのデータを鵜呑みにせず、ねんきんネットやねんきん定期便でご自身の受給見込み額を把握しておきましょう。

「年金だけで老後を暮らすのは難しいかもしれない……」そんなご相談を、筆者は多くのお客様からお受けしています。

年金額や老後に必要となる生活費は、もちろん世帯によって違います。ただし「リタイヤまでにどれだけ資産を準備できるか」が、老後の暮らしの安心感を大きく左右するという点は、大多数の世帯に共通して言えることでしょう。

また、物価高騰が続く中、いま現在保有している資産が10年後、20年後に同じ価値かどうかは分かりません。また銀行などの預貯金だけではインフレリスクに対応することは難しいです。さらに言うと超低金利が続くいま、預貯金だけで資産を増やすことには繋がりにくいと言えるでしょう。

NISAやiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)といった税制優遇制度の活用検討も一案ですね。ただし資産運用にはリスクがつきものです。まずは情報収集からスタートしてみましょう。

遠い将来を見据えた資産づくりの「最適な方法」を見つけていけたらよいですね。