1.2 厚生年金保険(2階部分)

厚生年金は、公務員やサラリーマンなどが国民年金に上乗せして加入します。

毎月の保険料には上限がありますが、基本的には毎月の給与やボーナスに応じて決まります。

加入期間や納付額に応じて、将来の老齢厚生年金額が決まるという仕組みです。

※受け取る年金は、老齢年金以外に障害年金(障害基礎年金・障害厚生年金)や遺族年金(遺族基礎年金・遺族厚生年金)もあります。

1.3 公的年金の支給日

年金は基本的に、偶数月に2ヶ月分が支給されます。

  • 2024年2月15日(木):2023年12月分・2024年1月分
  • 2024年4月15日(月):2024年2月分・2024年3月分
  • 2024年6月14日(金):2024年4月分・2024年5月分
  • 2024年8月15日(木):2024年6月分・2024年7月分
  • 2024年10月15日(火):2024年8月分・2024年9月分
  • 2024年12月13日(金):2024年10月分・2024年11月分

次回の年金支給日は10月15日で、この日に2024年8月分・2024年9月分の年金が受け取れるのです。

9月は年金支給がないので、10月を待ち遠しく感じているシニアもいるでしょう。

次章では、厚生労働省の「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、国民年金と厚生年金(国民年金を含む)の平均月額を見ていきます。

2. 【年金一覧表】国民年金「60歳~89歳」の平均月額はいくら?

厚生年金に加入したことがない人が受け取る「国民年金(老齢基礎年金)」の平均月額はいくらなのか、厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに確認していきます。

2.1 国民年金の平均月額(60歳代)

60歳代の国民年金額

60歳代の国民年金額

出所:厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

  • 60歳:国民年金4万2616円
  • 61歳:国民年金4万420円
  • 62歳:国民年金4万2513円
  • 63歳:国民年金4万3711円
  • 64歳:国民年金4万4352円
  • 65歳:国民年金5万8070円
  • 66歳:国民年金5万8012円
  • 67歳:国民年金5万7924円
  • 68歳:国民年金5万7722円
  • 69歳:国民年金5万7515円