ロボット・設備投資関連株が崩壊! 日経平均株価は3日続落

【東京株式市場】 2018年7月4日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日続落、一時プラス圏浮上寸前まで切り返す

2018年7月4日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,717円(▲68円、▲0.3%) 3日続落
  • TOPIX 1,693.2(+0.4、+0.03%) 3日ぶり反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,035.0(▲9.2、▲0.9%) 3日続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:956、値下がり銘柄数:1,066、変わらず:74
  • 値上がり業種数17、値下がり業種数:16
  • 年初来高値更新銘柄数:7、年初来安値更新銘柄数:408

東証1部の出来高は13億1,123万株、売買代金は2兆1,275億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。引き続き米国トランプ政権による貿易摩擦懸念が残る中、米国市場が建国記念日で休場になることで模様眺めムードが強まりました。

下値を拾う動きも見られたため、売買代金は何とか2兆円を維持しましたが、低調な商いとなったようです。

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そのような中、日経平均株価は方向感のないまま終日マイナス圏で推移しました。ただ、前場の半ばに一時▲181円安まで売られたものの、後場の終盤には一時▲1円安まで切り返してプラス圏浮上の一歩手前まで行く場面が見られました。

結局、最後はやや失速して3日続落となりましたが、4日ぶりの陽線で引けるなど徐々に落ち着きを取り戻しつつあると言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きとなりましたが、最後はかろうじてプラスを維持して3日ぶりの反発となっています。

東証マザーズ総合指数は3日続落、売買代金は3日ぶり1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は3,720万株、売買代金は828億円となり、いずれも前日より減少しました。メルカリ(4385)やZUU(4387)などの売買代金が全体を牽引する傾向は終わり、売買代金も3日ぶりに1,000億円を大きく割り込むなど低調な商いに終始しました。

また、総合指数も3日続落となり、取引時間中には連日で年初来安値を更新しました。1,100ポイント回復が遠のくだけでなく、1,000ポイント割れも懸念される状況に変わりはないようです。

ファナックやSMCなどロボット・設備投資関連株が崩壊、ソフトバンクGは3日続伸

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)が大幅安となり、東京エレクトロン(8035)は一時▲5%超安の急落となって年初来安値を更新しました。

また、ファナック(6954)やキーエンス(6861)が大幅安で年初来安値更新となり、安川電機(6506)が一時▲6%超安、SMC(6273)が一時▲8%安に迫る急落となっていずれも安値更新となるなど、設備投資関連・ロボット関連銘柄が総崩れとなっています。

その他では、ホンダ(7267)、SUBARU(7270)、マツダ(7261)など自動車株の一角が安値を付け、任天堂(7974)は一時▲6%超安の急落となったのが目を引きました。

一方、ソフトバンクグループ(9984)が3日続伸となり、花王(4452)や資生堂(4911)などが大幅高となりました。

また、下落基調が続く自動車株の中で、トヨタ自動車(7203)、日産自動車(7201)、スズキ(7269)などが小幅高となっています。

その他では、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)やローソン(2651)などコンビニ株が買い戻されたようです。

新興市場では、ユーザベース(3966)が一時+19%超高の爆騰となって年初来高値を更新し、ZUU(4387)も3日連続で高値を付けました。

青山 諭志

ニュースレター

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。