2.1 ベランダに植物を設置する
ベランダより外側の景色は変えられませんが、ベランダに植物を設置すると心地よい景色を作れます。
植物の色・形状・サイズ、花の有無によって部屋の中からの素敵な光景を作りだせます。
設置した植物はきれいな眺望として視界に入るように、台の上など高い位置に配置するのがおすすめです。
小さな観葉植物や季節の花を育てると、部屋から見える眺望に彩りを加えられるでしょう。
2.2 色彩を活用する
ベランダに板壁や植物によるグリーンカーテンを設置して、その色彩を活用しましょう。
部屋から見える外の色彩によって、景色の感じ方を変化させられます。
ベランダの壁に暖色系の板壁を設置した場合はあたたかさを感じ、植物によるグリーンカーテンを設置すると爽やかな気持ちになるでしょう。
また、部屋の壁や家具に明るい色を選び、外光を反射できれば明るい空間作りが可能です。
2.3 採光をコントロールするカーテンを選ぶ
レースカーテンのなかには、採光を取り入れて部屋の中で光を拡散させる機能を持つものがあります。
機能性レースカーテンを活用すると、採光をコントロールできるでしょう。
透け感のあるホワイト色のレースカーテンを使うと、部屋を明るくして外光も取り込めます。
一方で、生地が分厚く部屋の中から外が見えにくくなっているレースカーテンもあるので、選ぶ際は注意してください。
レースカーテンを選ぶ際は機能性だけに捉われず、透け感も考慮して外が見えるのかを確認しましょう。
2.4 ブラインドを設置する
ブラインドは、横型と縦型のどちらでも羽根の角度を変え、部屋に入る外光をコントロールできます。
羽根の角度は細かい調整が可能なので、日差しの角度や強さによって明るくしたり少し暗くしたり自由に調整可能です。
朝の柔らかな光を部屋全体に取り入れたり、昼間の強い日差しを和らげたりするのに役立つでしょう。
また、団地の一階でブラインドを設置すると、光を取り入れながら外部からの視線を遮れます。
プライバシーを守りながら、部屋の明るさも確保しやすいためおすすめです。
2.5 反射材を活用する
窓際や室内にミラーを設置しましょう。
ミラーが入ってくる光を反射させて、空間全体を明るくできる上に、ミラーの効果で部屋を広く見せられます。
ほかにも、光沢のある素材も光が当たると反射して明るくなります。
例えば、椅子やソファの張地、カーテン生地などに光沢のある生地を使うと外光を反射して部屋を明るく見せられるでしょう。
2.6 窓辺を整理整頓する
窓辺にはできるだけものを置かず、外が見えるように整理整頓しましょう。
テレビボードやカーテン、そのほかの家具も窓に被らないように配置するのがおすすめです。
窓周りがすっきりして外の景色が見えやすくなり、光の入り方も改善されます。
外光を取り入れるための家具配置や、壁掛け収納などを検討してみましょう。
2.7 窓を掃除する
定期的に窓ガラスや網戸を掃除しましょう。
窓は気づかない間に、ホコリやチリが堆積して汚れています。
汚れた窓は光の透過率を下げてしまうため、清潔に保つことが重要です。
汚れが落ち、透明度が増すとより多くの光を取り入れて外の眺望も見やすくなるでしょう。