5. 自分や夫婦での年金額を確認し、老後への備えを
今回確認したように、現代シニアであっても年金だけで生活している方は多くなく、年金以外の所得を得ている方が見られました。
公的年金以外の所得といえば、仕事による収入や個人年金など、また貯蓄の切り崩しや不労所得などが考えられるでしょう。
いずれにせよ現役時代から長く働き続けるキャリアを築いたり、貯蓄や不労所得、個人年金などまとまった資産を用意したりする必要があります。
いつ働けなくなるかは人間だれしもわかりませんから、キャリアだけでなく、貯蓄や資産形成などをすることで資産を用意しておくと心強いでしょう。
2024年からは新NISAもはじまり、個人での長期的な資産形成がしやすくなりました。
また、働き方についても、最近はリモートでの仕事や副業、在宅ワークなど昔に比べて選択肢が増えています。
以前と比べて個人で老後に備える必要性は増していますが、一方で選択肢も増えているため自身に合った方法を選びやすくなっているでしょう。
今回の現代シニアの現状を参考にしながら、ご自身に合った老後対策を考えてみましょう。
参考資料
宮野 茉莉子
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
野村證券株式会社では株式や債券、投資信託、保険商品などの提案・販売を通じ、主に個人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事した。特に顧客のライフプランにあわせた資産設計と株式や債券、投資信託などの提案、退職金などの運用提案が強み。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。趣味はカメラで写真歴20年以上、子育て中の愛用カメラは手におさまるサイズのNikonZ50II。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障、雇用、退職金、貯蓄、資産運用、新NISA、キャリアなどをテーマに編集・執筆を行う。3児のひとり親であり中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2026年7月27日更新)。