2. 関東地方の「市町村の数」を見てみると…

都道府県の市町村数ランキング

都道府県の市町村数ランキング

出所:政府統計の総合窓口「市区町村数を調べる」を参考に筆者作成

政府統計の総合窓口(e-Stat)によると、関東地方で市町村の数が1番多いのは埼玉県。気になる市町村数は63となっています。

関東地方の市町村数は下記の通りです。

  • 埼玉県  63市町村
  • 千葉県  54市町村
  • 茨城県  44市町村
  • 東京都  39市町村
  • 群馬県  35市町村
  • 神奈川県 33市町村
  • 栃木県  25市町村

ちなみに、日本で1番市町村数が多いのは北海道の179市町村。関東で1番多い埼玉県の約3倍の数となっています。2位は長野県の77市町村。3位に埼玉県が入ります。

3. 日本で39番目に広い面積の埼玉県

ここからは、関東地方で市町村数が1番多い埼玉県について紹介します。

埼玉県は関東平野の内部に位置する内陸県。東西に約103km、南北に約52km、面積は、日本で39番目の大きさとなる約3800平方キロメートルです。

人口20万人以上の市は下記の通り(2024年7月1日時点)。

  • さいたま市 135万314人
  • 川口市   59万4994人
  • 川越市   35万4670人
  • 所沢市   34万990人
  • 越谷市   33万9040人
  • 草加市   24万9814人
  • 上尾市   22万7830人
  • 春日部市  22万6401人

経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目23兆7336億円、1人当たりの県民所得は304万9000円となっています。ライバルとして比較される千葉県の2021年度の県内総生産は、名目20兆8070億円。1人当たりの県民所得は、305万9000円でした。

ちなみに1位は東京都で、都内総生産(2021年度)は113兆7000億円となっています。いかがでしょうか。今回は関東地方で1番「市町村数」が多い県について紹介しました。

3.1 調査概要

  • 調査日:2024年7月10日
  • 調査人数:200人(全国の10歳代~60歳代)

参考資料

小野田 裕太