2. 社会保障給付費として最も多いのは「年金」
厚生労働省の「社会保障給付費の推移」によると、社会保障給付費として最も多い割合を占めているのは「年金」となりました。
2024年の予算ベースのデータをみると、社会保障給付費である約137兆円のうち、約61兆円が年金として使われており、全体の44.8%を占める結果に。
上記は、31.0%の医療や24.2%の福祉その他よりも明らかに高い比率です。
また、年金支出の推移をみると、1980年から2024年にかけて、年金の給付額は約10兆円から約61兆円へと6倍に増加しています。
上記から、現役世代が納付している社会保険料の多くが年金給付に充てられており、その負担額は年々増加傾向にある現状がみてとれます。
では、現在の現役世代はどのくらいの社会保険料を負担しているのでしょうか。
次章にて、年代別における社会保険料の負担額を見ていきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】