任天堂が再び年初来安値を更新! 日経平均株価は反落

【東京株式市場】 2018年6月18日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、一時▲250円安も底堅さ見せる

2018年6月18日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,680円(▲171円、▲0.8%) 反落
  • TOPIX 1,771.4(▲17.6、▲1.0%) 反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,136.2(▲15.5、▲1.4%) 反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:507、値下がり銘柄数:1,518、変わらず:64
  • 値上がり業種数:1、値下がり業種数:32
  • 年初来高値更新銘柄数:83、年初来安値更新銘柄数:183

東証1部の出来高は13億5,288万株、売買代金は2兆2,568億円(概算)となり、いずれも先週末より減少しました。米国トランプ政権が中国製品へ500億ドルの追加関税を課すことが発表され、米中貿易摩擦の激化懸念が高まったことで、模様眺めムードが強まりました。

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下値を拾う動きも限定的だったため、売買代金は先週末の3兆円強から大幅減少となっています。

そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。ただ、後場の開始直後に一時▲250円安まで下落したものの、その後は徐々に下げ幅を縮小していきました。

結局は反落で引けましたが、相応の底堅さを見せたと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、下落率は日経平均株価より大きくなりました。これは、小型株を含めて広く利益確定売りが出た結果と見られます。

東証マザーズ総合指数は反落、売買代金は12日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,710万株、売買代金は898億円となり、いずれも先週末より増加しました。ただ、増加したものの、新興市場では相変わらず低調な商いが続いており、売買代金は12日連続で1,000億円を下回りました。

6月19日のメルカリ上場までは模様眺めの様子が強まりつつあるようです。なお、そのメルカリの公開価格は1株3,000円で決定済みです。

また、総合指数も大幅下落となる反落でした。やはり1,100ポイント割れの危機はまだ残っているようです。

ファナックや信越化学工業が年初来安値を更新、村田製作所は連日の高値更新

個別銘柄では、ファナック(6954)と信越化学工業(4063)が大幅安となって年初来安値を更新し、東京エレクトロン(8035)も大幅下落となりました。

また、日立建機(6305)が5日連続の安値更新となり、コマツ(6301)や安川電機(6506)も安値更新となっています。

その他では、金融株が軒並み大幅下落となり、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や野村ホールディングス(8604)が年初来安値更新となったのが目を引きました。さらに、任天堂(7974)が再び年初来安値を更新し、新日鐵住金(5401)など鉄鋼株も軒並み大幅下落となっています。

一方、ハイテク株が総じて売られる中で、村田製作所(6981)が大幅続伸となって連日の年初来高値更新となりました。

また、小売株の一角が買われ、ファーストリテイリング(9983)やニトリホールディングス(9843)が高値更新となっています。その他では、花王(4452)が高値更新となり、資生堂(4911)も再び大幅高で引けました。

新興市場では、ブランジスタ(6176)、モルフォ(3653)、ミクシィ(2121)などが年初来安値を更新し、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス(6575)も急落しました。

一方、中村超硬(6166)が反発し、ビリングシステム(3623)も急騰して引けています。

青山 諭志

参考記事

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。