5年目OLが知っておくべき、お金を貯めるときの4つの鉄則

働き始めて5年目にもなると、所得もふえて仕事もプライベートも少し余裕が出てきますよね。その一方で、そろそろお金をちゃんと貯めないと!と焦る時期ではないでしょうか。そこで今回は、そろそろ余裕が出てきたアラサー女性が、お金を貯めるときに知っておくべきことをご紹介します。

今あるお金と負債を常に見えるようにすること

貯金するうえでの基本中の基本ではありますが、まずは自分の資産と負債をすべて「見える化」することが大事です。

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5年目にもなると仕事にも慣れてきて、私生活にもゆとりが出てきますよね。逆に、自由に使えるお金も増えて、ちょっと高級なものを買ったり、いいレストランに出かけたりすることもあるでしょう。一方で、お金に対する価値観が変わってローンやキャッシングを利用したり、まだ学生時代の奨学金を抱えていたりしてお金のことで行き詰まりやすい時期でもあります。

もしあなたが複数の銀行を利用しているのであれば、まずはその資産をすべて確認する必要があります。もちろん自分の資産の総額を把握する必要もあるのですが、同時に「どこ」に「いくら」あるのかということがすべて把握できている状況にしておくことが重要です。

また、負債の額と「どこ」に対する負債があるのかもはっきりしておきましょう。その際、金額だけではなく利率と毎月の返済額、今のペースで返済し続けるといつ完済する予定になっているのかも同時にまとめておいてください。奨学金150万円、利率0.2%、毎月2万円返済、今のペースで返済すると35歳で完済になる予定、というようにまとめておくと便利です。

ここまでわかれば、今より返済金額をいくら増やしたら返済期間がどれだけ短くなるのかというのもすぐにシミュレーションできますよね。そうすると目標も返済計画も立てやすくなるのでおすすめです。

引かれるお金ともらえるお金をきちんと確認すること

5年目を過ぎると、残業手当が多く出ていたり、所得税や住民税の負担が大きくなったりして給与明細が複雑になってきますよね。給与明細の見方をきちんと覚えておくというのも重要なことです。

固定給や基本給はわかると思いますが、調整給や手当、控除などの意味はしっかり理解しているでしょうか。自分の給料明細を改めて見てみてください。詳細がよくわからない項目はありませんか。また、その金額が妥当かどうかわからない項目はありませんか。もしそういう項目があったら、きちんと調べてみてください。

また、会社から支給されている手当の中身も、会社からの支給項目、支給額と自分の認識が合致しているか確認してくださいね。残業手当が思ったより少ない気がするとか、通勤手当が全額出ていないとか、調整給が自分の認識と違うなどのトラブルを防ぐことができます。

そして、控除についても確認してください。給与から控除される代表的なものといえば、所得税や住民税などの税金、厚生年金保険料や健康保険料と言った社会保険料などですね。さらに、40歳以上になると介護保険料も上乗せされます。こうしたお金が控除されるということを認識しておくようにしてくださいね。

5年目の余裕でやるべきことを考える

5年目にもなると、仕事にも金銭的にも余裕が出てくるはずです。生活のリズムもお金の使い方も覚えてきますよね。毎月家計が赤字になっているという場合は難しいですが、お財布に余裕があれば、その余裕で何ができるか考えてみましょう。

たとえば、その余裕分を積立定期預金に預け入れるお金にしてもいいですし、財形貯蓄の制度が会社にあるのであればそれを利用してもいいですよね。

中には投資に回すという選択肢もあります。今は節税効果の高いiDeCo(個人型確定拠出年金)やNISA(少額投資非課税制度)という制度もありますし、チャレンジしやすい環境が整っていると言えます。普通に投資をしてもいいですが、せっかくなら節税できたほうがいいですよね。

iDeCoなら原則60歳まで積み立てたお金を引き出せないので、より確実に老後資金を貯めることができます。老後資金に不安がある人はiDeCoを選んでもいいですし、株にチャレンジしてみたい人はNISAでもいいですね。

目標をきちんと見据えること

貯金は長く付き合っていくものです。短期集中でお金を貯めるというのは、できなくはないですが、ちょっと現実的ではありませんよね。まずは目標を立てることが大事ですが、目標を忘れないでいることも重要です。貯金に限ったことではありませんが、目標を見失うと行動がブレてしまい、目標達成まで時間がかかってしまうことが多いものです。

貯金は少額でもいいので、できるだけ長い時間をかけて貯めることが大事です。貯めたいと思う金額をもとに、ロードマップを作成して、大きな目標と、毎週・毎月・1年といった具合に普段の生活の中で実現できそうな小さな目標を立てておきましょう。一つ一つの小さな目標をクリアしていくと、最終的に大きな目標をクリアできるように組み立ててロードマップを作りましょう。

まとめ

いかがでしたか。お金を貯める方法に決まりはありません。しかし、効率よく、上手にお金を貯めるには知っておいたほうがいいこともたくさんあるんですよね。お金との付き合いは一生続くもの。上手な付き合い方を知って、お金をしっかり貯めていきましょう。

大塚 ちえ

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執筆者
  • 大塚 ちえ
  • コラムニスト/ファイナンシャルプランナー

AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)資格保有。新卒から一貫して証券会社に勤務し、国内株やFX、CFD、先物・オプションなどデリバティブ商品の営業企画に従事。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。「くらしとお金の経済メディア LIMO」のほか、「Mocha」「DRESS」「CHANTO WEB」などに執筆。