資生堂が急騰して上場来高値更新! 日経平均株価は4日続伸

【東京株式市場】 2018年6月7日

株式市場の振り返り-日経平均株価は4日続伸、TOPIXは昨年10月以来の6連騰

2018年6月7日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,823円(+197円、+0.9%) 4日続伸
  • TOPIX 1,789.0(+11.4、+0.6%)  6日続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,118.3(+24.0、+2.2%) 5日ぶり大幅反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,555、値下がり銘柄数:462、変わらず:67
  • 値上がり業種数:25、値下がり業種数:8
  • 年初来高値更新銘柄数:68、年初来安値更新銘柄数:18

東証1部の出来高は14億3,415万株、売買代金は2兆5,451億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。前日同様に目立ったニュースがない中で、来週火曜日(12日)に迫った米朝首脳会談の成り行きを見守るスタンスが強まりました。

一方で、好業績銘柄の下値を拾う動きも見られた結果、売買代金は2兆5,000億円を上回っています。

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そのような中、NY市場の大幅上昇を好感する形で、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。ただ、大引け前には一時+230円高まで上昇する場面もありましたが、最後はやや失速して引けています。

それでも約+200円の上昇となり、約1カ月半ぶりの4日続伸となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きとなって6日続伸で引けました。ちなみに、TOPIXが6連騰となるのは昨年10月6日~24日にかけて記録した12連騰以来のことです。

東証マザーズ総合指数は5日ぶり大幅反発、売買代金は5日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,804万株、売買代金は737億円となり、いずれも前日より増加しました。増加はしたものの、低調な商いが続いており、売買代金は5日連続で1,000億円を下回りました。6月19日のメルカリ上場までは模様眺めの様子が強まりつつあるようです。

ただ、総合指数は+2%超高の大幅上昇となり、5日ぶりの反発となりました。とりあえず1,100ポイント回復となりましたが、まだ底打ちした状況とは言えないかもしれません。

資生堂が急騰して上場来高値を更新、前日に4万円割れの任天堂は大幅反発

個別銘柄では、資生堂(4911)が一時+6%超高の急騰となり、再び上場来高値を更新しました。

また、花王(4452)、ダイキン工業(6367)、TDK(6762)なども大幅高となり、ファーストリテイリング(9983)も大幅続伸となりましたが、資生堂以外は極端に値を上げた銘柄は少なかったようです。

その他では、前日に年初来安値を更新した任天堂(7974)が一転して急反発となり、コマツ(6301)と日立建機(6305)も大きく値を上げたのが目を引きました。

一方、アステラス製薬(4503)が大幅安となり、ヤマハ発動機(7272)やスズキ(7269)など自動車株の一角も安く推移しました。

また、ハイテク株ではオリンパス(7733)が大幅下落となり、ソニー(6758)やニコン(7731)も軟調な値動きとなったようです。その他では、スルガ銀行(8358)が値を下げて連日の年初来安値更新となったのが注目を集めました。

新興市場では、メドレックス(4586)が値を飛ばしてストップ高で引け、シェアリングテクノロジー(3989)も爆騰となりました。また、そーせいグループ(4565)は取引時間中に安値更新となりましたが、その後に買い戻されて終値では上昇して引けています。

一方、CYBERDYNE(7779)が冴えない値動きとなり、年初来安値を更新したのが目を引きました。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。