4. まとめにかえて

日本では少子高齢化が進み、全人口のうち高齢者が占める割合が増えてきています。

若者世代が高齢者の生活を支えていく構図になりがちですが、その若い世代の家計が苦しくならないよう注意しなければなりません。

親から仕送りをお願いされた場合や親の生活が苦しい場合は、今回ご紹介した内容を確認してみてください。

親と子ども世代が、お互い大きな負担がなく生活できる方法を探してみましょう。

5. 【参考】65歳以上世帯の平均貯蓄額は「2414万円」

最後に、今回の記事でご紹介した65歳以上世帯における貯蓄額を詳しく紹介します。

総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2022年(令和4年)平均結果-(二人以上の世帯)」から、貯蓄の平均値と中央値をみていきましょう。

  • 貯蓄平均値:2462万円
  • 貯蓄中央値:1604万円

参考資料

下中英恵FP事務所 下中 英恵