3. 家賃が一番高い都道府県は東京都。一番安い県は…?

引越しでのエピソードが大きな話題となった事に関連して、全国の家賃動向について紹介します。

全国賃貸管理ビジネス協会の「全国家賃動向」の調査を見ると、2024年4月の全国の総平均賃料(※)は5万6166円でした。

総平均賃料が一番高かった都道府県は東京都の7万7272円で、2位は神奈川県の6万7552円。3位は埼玉県の6万1739円となっています。総平均賃料が一番安いのは、群馬県の4万5630円でした。

※1部屋(1K・1DK・1LDK等含む)から3部屋すべてのデータより算出
※契約ベースによる統計につき、一般的な募集賃料ベースの統計よりも下回ります

4. 総平均賃料の前年同月比「最も高い伸び率」は奈良県

総平均賃料の前年同月比を見てみると、最も高い伸び率だったのは奈良県の9.2%(5万4778円)。2位は山形県の8.3%増(4万9601円)で、3位は大分県の8.2%(4万9427円)となっています。

総平均賃料の前年同月比、全国平均は1.9%なので、この3県が高い数値だということがわかりますね。

前年同月比で最も高い伸び率を記録した奈良県は、人口128万8975人(令和6年5月1日時点)。前月比で376人、2023世帯の増加となっています。

いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「引越しの際のミス」を紹介しました。

参考資料

小野田 裕太