3. アジサイを切り花にするときのコツ
3.1 茎の切り方
アジサイを切り花にする際、茎を斜めにカットすると水を吸収する表面積が増え、花がより長持ちします。また、茎を水の中に浸した状態で切ると、空気が入らずスムーズに水を吸い上げます。
3.2 茎の中綿処理
アジサイの茎には白い綿のようなものが詰まっているので、この中綿を爪楊枝やフォークなどを使ってかき出しましょう。茎の中を空洞にしておくと吸水性が高まります。
3.3 熱湯処理
熱湯処理とは茎の切り口を熱湯に数秒間浸したあと、すぐに冷水で冷やす方法。この処理を施すことで、アジサイの花がしおれにくくなり長く楽しめます。
3.4 葉の切除
下の方にある葉は水に浸かると腐りやすいため、取り除きましょう。葉がたくさんついていると水分を余分に蒸発させてしまうので、適度に間引きます。
3.5 水の交換
花瓶の水は毎日取り替えて、つねに清潔な状態を保ちましょう。水に数滴の漂白剤を加えると、細菌の繁殖を防ぐ効果も。水の量が多いと、水圧が上がってアジサイが水を吸い上げやすくなります。