2. 【ガーデニング薔薇だより】切り花向きのバラって、どんなバラ?

切り花に向いているバラって、どんなバラ?

バラやラナンキュラスの花がガラスの花瓶に生けられている。

Vera Prokhorova/shutterstock.com

2.1 花が大きく色鮮やか

大きな花は1輪だけ飾ってもバツグンの見映え。鮮やかな色合いが視覚的にインパクトを与え、インテリアを華やかに彩ります。

バラの中には花の重さでややうつむきがちに咲くものもあるので、できるだけ直立して咲く品種を選びましょう。

2.2 香りが強い

花が美しいだけでなく香りも強いバラは、視覚だけでなく嗅覚も楽しませてくれます。自然の香りは人工香料とは違って、生活の支障になるほど気になる強さもありません。

ふんわりと甘く優しい香りが漂い、インテリアが癒やしの空間になるでしょう。

2.3 花もちがよい

花が咲き始めて散るまでの期間は、バラの品種によってさまざま。花弁がしっかりして少しずつ開くタイプを選べば、長い期間楽しめます。

すぐしおれないように、茎が太く水をよく吸収する性質を持っていることも大切なポイントです。

2.4 茎が長くトゲが少ない

花瓶に生けたとき美しく見えるように、できるだけ茎が硬くて長いバラを選びましょう。トゲが少なめの品種を選ぶと、アレンジするときにケガをする心配もありません。

2.5 耐病性が強い

バラは病気にかかると花弁や葉が傷んだり、すぐに散ってしまったりします。さまざまな気候や環境に対して強健であれば、健康で美しい花を楽しむことができるでしょう。

2.6 四季咲きする

バラは春だけの一季咲きと、春から秋にかけて繰り返し開花する四季咲きがあります。四季咲きのバラはいつでも庭から摘み取って切り花にできるのでオススメ。

常に新鮮な花を飾れるので、季節を問わずバラの美しさをインテリアに取り入れることができます。