1. 年収500万円超の男性の割合はどのくらい?
2023年9月に国税庁が公表した「令和4年分 民間給与実態調査統計」によれば、2022年の給与所得者は5077万6000人となりました。
その中で、年収が500万円を超える人の人数は1699万4000人でした。
割合にして、全給与所得者の33.5%となり、3人に1人が500万円を超えていることがわかりました。
年収500万円超の給与所得者について、対象を男性のみに絞った場合、人数は1387万4000人となります。
これは男性給与所得者全体の47.4%に当たり、男性の場合、だいたい2人に1人が500万円を超える年収となっている状況となりました。
2. 日本人の年収はどのように推移しているのか?
それでは次に、日本人の給与の動向を時系列で振り返っていきます。
国税庁の最新データによれば、日本の給与所得者の平均年収は直近の数値で457万6000円となりました。
過去8年の動向を見てみると、平成26年(2014年)の平均年収は420万円であり、令和4年(2022年)には457万円まで増加しました。
年によっては減ってしまうタイミングもありますが、長い目で見れば年収の水準は引き上がっている状況です。