3. 都道府県別「飲み代費用」ランキングをチェック、1位は?
総務省統計局は2021年から2023年の家計調査の結果をもとに、飲酒代のランキングを作成しました。酒豪が多い地域といえば東北や九州、高知県などを思い浮かべますが、実際はどうなのでしょうか。
全国平均と、各都道府県の県庁所在地の飲酒代のランキングは以下の表の通りです。
3.1 都道府県別「飲み代」ランキング:1位~26位
順位:県庁所在地(都道府県)飲酒代
- 1位:東京都区部(東京都)2万1039円
- 2位 : 高知市(高知県)2万488円
- 3位 : さいたま市(埼玉県)1万6269円
- 4位 : 富山市(富山県)1万4003円
- 5位 : 福岡市(福岡県)1万3826円
- 6位 : 神戸市(兵庫県)1万3794円
- 7位 : 横浜市(神奈川県)1万3086円
- 8位 : 静岡市(静岡県)1万3034円
- 9位 : 熊本市(熊本県)1万2277円
- 10位 : 札幌市(北海道)1万1936円
- 11位 : 千葉市(千葉県)1万1609円
- 12位 : 高松市(香川県)1万1420円
- 13位 : 仙台市(宮城県)1万1362円
- 14位 : 松江市(島根県)1万1189円
- 15位 : 金沢市(石川県)1万1098円
- 16位 : 長野市(長野県)1万955円
- 17位 : 広島市(広島県)1万942円
- 18位 : 大津市(滋賀県)1万312円
- 19位 : 大分市(大分県)1万69円
- 20位 : 佐賀市(佐賀県)9913円
- 21位 : 前橋市(群馬県)9825円
- 22位 : 那覇市(沖縄県)9633円
- 23位 : 宇都宮市(栃木県)9431円
- 24位 : 名古屋市(愛知県)9418円
- 25位 : 秋田市(秋田県)9315円
- 26位 : 山形市(山形県)9276円
3.2 都道府県別「飲み代」ランキング:27位~47位
順位:県庁所在地(都道府県)飲酒代
- 27位 : 盛岡市(岩手県)9147円
- 28位 : 鹿児島市(鹿児島県)8946円
- 29位 : 新潟市(新潟県)8877円
- 30位 : 津市(三重県)8842円
- 31位 : 大阪市(大阪府)8502円
- 32位 : 奈良市(奈良県)8471円
- 33位 : 岡山市(岡山県)8249円
- 34位 : 福井市(福井県)8222円
- 35位 : 水戸市(茨城県)8164円
- 36位 : 徳島市(徳島県)8082円
- 37位 : 山口市(山口県)8067円
- 38位 : 福島市(福島県)7944円
- 39位 : 鳥取市(鳥取県)7729円
- 40位 : 京都市(京都府)7258円
- 41位 : 岐阜市(岐阜県)7212円
- 42位 : 宮崎市(宮崎県)6877円
- 43位 : 甲府市(山梨県)6874円
- 44位 : 青森市(青森県)6424円
- 45位 : 長崎市(長崎県)6230円
- 46位 : 松山市(愛媛県)6070円
- 47位 : 和歌山市(和歌山県)3678円
1位は東京都区部で2万1039円、2位は高知市で2万488円という結果でした。
東北や九州に順位が低い自治体があるのは、飲み会ではなく自宅での消費量が多いのも影響しているのかもしれません。
4. お酒は無理せず適量で!みんなが気持ちよく過ごせる飲み会にしよう
アンケートの結果を見てみると、西日本の方が東日本よりも杯数が多く、飲み会の終了時間が遅いことが分かりました。
飲み会のとき上司が部下に対して気を使うポイントは東西ともに「楽しめているか」で、嫌な思いをする人がいないよう配慮していることが伺えます。
飲み会はお互いのことをより深く知ったり、仕事の相談をしたりできる貴重な機会。お酒を飲む量には気を付けながら、みんなが気持ちよく過ごせる飲み会にしましょう!
参考資料
- 大鵬薬品工業株式会社「【職場での飲み会に関する意識調査】東日本と西日本での飲み会に関する実態比較 8割以上が飲み会翌日に下痢を経験しているが下痢止め薬を飲まない人は多数」(PR TIMES)
- 総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(2021年(令和3年)~2023年(令和5年)平均) 外食 飲酒代」
花輪 えみ