4. キュート&ナチュラル感を楽しみたい「グランドカバープランツ」3選

4.1 ワイルドストロベリー

素朴でキュートな「ワイルドストロベリー」

さなイチゴの実と白い花を咲かせるワイルドストロベリー

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  • 学名:Fragaria vesca
  • 科名・属名:バラ科オランダイチゴ属
  • 開花時期:4月~6月ごろ

ワイルドストロベリーは白い花と赤い実、緑の葉のコントラストが可愛らしい多年草。可愛らしいホワイトの小花は4~6月にかけて開花します。

環境が合えば旺盛に生長するので、増やしたくない場合はランナーをカットしたり、定期的に切り戻しながら育てましょう。

※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)

4.2 ラミウム

寄せ植えのアクセントにもぴったりの「ラミウム」

銀灰色の葉で赤紫色の花を咲かせたラミウム

Kabar/shutterstock.com

 

  • 学名:Lamium
  • 科名・属名:シソ科オドリコソウ属
  • 開花時期:5月~6月ごろ

ラミウムは寄せ植えのアクセントとしても重宝するリーフプランツです。草丈が低い品種を選ぶと、地面をほどよくカバーしてくれます。

5~6月にパープルやピンクの花が開花します。地植えにすると増え過ぎる場合もあるので、増やしたくない場合は鉢ごと植えるなど、根域を制限する対策が必要です。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

4.3 リリオペ(ヤブラン)

細長い葉が印象的。日陰でも育てやすい「ヤブラン(リリオペ)」

斑入りの葉の中に混ざるように紫色の花が咲くリリオペ

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  • 学名:Liriope muscari
  • 科名・属名:キジカクシ科ヤブラン属
  • 開花時期:8月~10月ごろ

常緑多年草のヤブランは細長い葉が特徴的な植物です。白い筋が入る葉は植栽でもよく見られ、日陰でも育てやすいことから人気があります。

夏にはパープルやホワイトの花が咲き、ガーデンを涼やかに演出します。和風の佇まいですが、洋風ガーデンにもおすすめです。

※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗)

5. まとめにかえて

今回は、いまから花が咲く、おすすめのグランドカバープランツについて紹介しました。

ご紹介した以外にも、今が開花時期ではないグランドカバープランツもたくさん存在します。

スペースに余裕がある人は、花の見頃がずれるようにして、数種のグランドカバープランツを育ててみるのもおすすめです。庭の足元から咲く花々を、ぜひ楽しんでくださいね。

LIMO編集部