ソニーが大幅上昇! 日経平均株価はわずかに続落

【東京株式市場】 2018年5月7日

株式市場の振り返り-日経平均株価はわずかに続落、方向感のない値動き

2018年5月7日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,467円(▲5円、▲0.03%) わずかに続落
  • TOPIX 1,773.1(+1.6、+0.1%) 3日ぶり小反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,151.0(+3.3、+0.3%) 小幅続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,212、値下がり銘柄数:771、変わらず:100
  • 値上がり業種数:17、値下がり業種数:16
  • 年初来高値更新銘柄数:86、年初来安値更新銘柄数:27

東証1部の出来高は14億7,596万株、売買代金は2兆3,643億円(概算)となり、いずれも先週末並みの水準でした。先週末に発表された米国雇用統計を材料視する動きが見られたものの、大型連休明けということもあって投資家の動きが鈍かったようです。

それでも、売買代金は2兆円を大きく上回っており、閑散相場という状況ではありませんでした。

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そのような中、日経平均株価も方向感のない動きに終始しました。寄り付き直後に一時+40円高となりましたが、前場の半ばには一時▲121円安まで反落するなどやや荒い値動きだったようです。大引けにかけては一時プラス圏に再浮上しましたが、結局はわずかに下落する続落となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、大引けにかけて切り返した結果、3日ぶりの小幅反発で引けています。

東証マザーズ総合指数は小幅続伸、出来高は3,000万株割れの超薄商い

東証マザーズの出来高は2,961万株、売買代金は543億円となり、いずれも先週末から減少しました。連休が明けても個人投資家の物色意欲が回復せず、今年最低水準の商いとなりました。特に、出来高は3,000万株を割り込む超閑散相場となっています。売買代金も11日連続で1,000億円を下回りました。

なお、総合指数は小幅反発で続伸となりました。しかし、上値を追うような勢いは全く感じられず、1,100ポイント割れの懸念も残っています。

コマツが大幅安で6日続落、ソニーやアドバンテストが大幅高

個別銘柄では、コマツ(6301)が大幅安となり6日続落で引け、キーエンス(6861)も大きく値を下げ、安川電機(6506)が年初来安値を更新するなど、機械株・設備投資関連株の値下がりが目立ちました。

また、金融株も冴えない値動きとなり、野村ホールディングス(8604)は大幅下落となっています。

なお、先週末の取引時間中に急落した富士フイルムホールディングス(4901)は、年初来安値を更新した後に買い戻されて小幅高で引けました。

一方、ソニー(6758)が大幅高となり、東京エレクトロン(8035)も大きく値を上げました。また、アドバンテスト(6857)も大幅上昇となり年初来高値を更新するなど、ハイテク株の一角が買われています。

その他では、今週水曜日(9日)の取引時間中に決算発表を予定しているトヨタ自動車(7203)が堅調に推移したことが目を引きました。

新興市場では、シルバーライフ(9262)が大幅続落となり、テラスカイ(3915)も年初来安値を更新しました。一方、ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)が値を飛ばして一時+14%弱高まで上昇しています。ただ、記録的な薄商いを反映して、全体的には目立った値動きは少なかったようです。

青山 諭志

ニュースレター

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。