2. インパチェンスの寄せ植え、キレイに楽しむコツ

2.1 インパチェンスをメインにする

バラ咲き品種のインパチェンスを選べばお庭がぐっと優雅な雰囲気に!

インパチェンスの花、色はピンクと白のマーブル

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存在感のあるインパチェンスは、寄せ植えの主役として植えるのがおすすめです。メインのインパチェンスを引き立てる植物を選んで、一緒に育ててみましょう。

たとえば、ユーフォルビア・ダイアモンドフロストは、細かな白い苞がおしゃれな植物で、まるでカスミソウのようにメインの花を引き立てます。

たくさんの花が咲くロベリアもインパチェンスと相性が良いでしょう。美しい花色とヒラヒラとした花弁が涼やかな印象す。

2.2 インパチェンスと生育条件が似た植物と植える

インパチェンスは日当たりの良いところで育てると花つきが良くなりますが、真夏の暑さや直射日光が苦手です。

夏の間は、明るい日陰や風通しのよい涼しい場所で育てるため、生育環境が似た植物を選ぶと寄せ植えの管理がしやすくなります。

一方、寄せ植えに欠かせないリーフプランツは比較的丈夫な性質の植物です。管理が簡単で、インパチェンスを上手に引き立てるので一緒に植えやすい植物です。

2.3 カラーリーフと組み合わせる

ユニークな葉色のヒポエステスを組み合わせてみてもステキ!

ヒポエステスの葉。薄いピンクの葉に緑の葉脈が入っている

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インパチェンスは華やかな花と、よく茂る緑葉が特徴の花です。そのため、一緒に植えるリーフプランツは斑入りの品種やカラーリーフを選んで、寄せ植えにアクセントをつけてみましょう。

とくに銅葉カラーやパープルのリーフプランツは、ホワイトのインパチェンスとも相性が抜群です。シルバーリーフなども一緒に加えると、大人っぽい寄せ植えになります。

夏らしいワイルド感を楽しみたいときは、レッドやオレンジのインパチェンスに、南国の雰囲気が感じられるヒポエステスなどを植えてみるのもよいでしょう。

2.4 ツル性植物と組み合わせる

ディコンドラの美しい銀白色のリーフなら、インパチェンスを絶妙に引き立ててくれそう

ディコンドラの葉。色は白みがかった緑色

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寄せ植えのアクセントとなるツル性植物を植えておくと、鉢からランダムに伸びるツルが寄せ植えのバランスを整えます。

寄せ植えの雰囲気に合わせて、斑が入ったヘデラやワイヤープランツ、ホワイトやシルバーリーフが美しいディコンドラなどを選んでみましょう。

インパチェンスの葉は、やや大きめなので、細葉が美しいハゴロモジャスミンなどを植えると、繊細な雰囲気がプラスされます。