5. 充実装備のインテリア
インテリアには快適温熱シートとシートベンチレーションをフロントシートに加え、セカンドシートにも装備。幅広で機能的なセンターコンソールBOXは両開きなので、運転席・助手席そして後席からも利用が可能となっています。また、クールボックスも設定されています。
イントパネ上部は過酷な路面変化の中でも車両姿勢を把握しやすい水平基調に。過酷な路面状況下でも車両状況が把握しやすいよう、直感的に視認できる6針式のメーターを採用しています。
また、ドライブモードセレクト、マルチテレインセレクト、ダウンヒルアシストコントロール、クロールコントロールを一つのダイヤルに統合し、モニターを見ながら操作できる最適な位置に配置しています。そして各種スイッチ類を機能ごとに集約して配置し、直感的な操作ができるようにレイアウトしています。
さらに、車室内を快適な空気環境に導く「ナノイーX」を全車標準装備。高精細な12.3インチのワイドタッチディスプレイを設定し、自分好みの設定をスムーズに割り出せるマイセッティングを採用しています。
そしてリヤバンパーの下に足を出し入れするだけで、バックドアが自動開閉するハンズフリーバックドアも車種別に標準装備およびオプション設定されています。
6. 安全装備
ランドクルーザー300には、先進機能を付与した最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を採用しています。
「Toyota Safety Sense」は、歩行者(昼夜)や自転車運転者(昼)を検知し、衝突回避または被害軽減に寄与するプリクラッシュセーフティを搭載。
交差点での対向直進車や右左折時に前方から来る横断歩行者の検知機能、ドライバーによる回避操舵をきっかけに操舵と車線逸脱抑制をサポートする緊急時操舵支援機能が追加されています。
また、トヨタ初の指紋認証スタートスイッチを採用。車両に登録された指紋情報と照合し、指紋情報が一致しなければエンジンが始動しない仕組みになっています。こちらは車種別に標準装備しています。
7. ランドクルーザー300をおすすめする人は?
ランクルシリーズで最上級モデルとなる300シリーズは、堂々たるデザインとサイズが魅力です。
特に高速クルージングにおいては他の追随を許しません。
車両価格は高額になりますが、ガソリンモデルのGXは510万円で、250シリーズの最低価格である520万よりも安くなっています。
300シリーズは選びようによっては、とてもリーズナブルな車種ともいえるでしょう。
参考資料
田中 秀雄