5. 6月送付の「年金振込通知書」で年金受給額をチェック
毎年6月に送付される「年金振込通知書」を要チェック! 6月から翌年4月までの期間、振込を予定している年金額の目安が記載されています。
この「年金振込通知書」に記載されている(6)控除後振込額をみると、諸々が差し引かれたあとの年金額の目安を知ることができます。
税金や保険料についても記載されているので、もれなく確認するようにしたいものです。
6. まとめにかえて
本記事では、厚生年金の平均受給額と割合について確認してきました。
年度が切り替わりとなるため次回支給日の6月14日は、年金額が増額される最初の支給日。ただし、振り込まれるのは2ヶ月分であることに注意が必要です。
ご自身の年金受給額の目安を知るには、6月に支給される「年金振込通知書」を参照してみてください。
また、老後に対して不安があれば今からできる貯蓄や資産運用についても一度検討してみるのがおすすめです。
参考資料
執筆者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
大阪府茨木市出身。関西学院大学商学部卒業後、住友生命に入社し生命保険販売業務に携わるに携る。若年層から高齢層までの幅広い世代へ向けた保険の総合的なプランニングを得意とする。また法人に対しても事業承継や退職金、福利厚生等のリスクに備える商品も提供。表彰歴多数。
現在は個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。(2024年4月15日更新)
監修者
株式会社モニクルリサーチ
LIMO編集部記者/金融ライター
1996年生まれ。千葉県出身。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。早稲田大学文化構想学部在学中から、まだネガティブなイメージで語られることの多かった「独身女性」が、実際には豊かなくらしを謳歌する「おひとりさま」であると謳う女性サイト編集に従事。
大学卒業後、株式会社良品計画で東京都内店舗の運営・勤務を経て、ライターおよび編集者として活動。女性のライフスタイルや意識調査と、日本年金機構や総務省統計局「家計調査」など公的資料・統計を絡めた記事作成が得意。ビジネス誌『PRESIDENT』、日本経済新聞「xwoman doors」など、紙からウェブまで様々な媒体にて取材・執筆を重ねる。
現在は、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、最新データから読み解く財政事情や資産運用、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金、貯蓄、NISAなどのテーマを中心に編集・執筆。趣味は散歩。(2024年6月28日更新)