武田薬品工業が一時▲9%超安の暴落! 日経平均株価は小反落

【東京株式市場】 2018年4月25日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、一時▲197円安も底堅く推移

2018年4月25日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,215円(▲62円、▲0.3%) 反落
  • TOPIX 1,767.7(▲2.0、▲0.1%) 小幅反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,140.7(+0.0、+0.0%) わずかに4日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,077、値下がり銘柄数:894、変わらず:109
  • 値上がり業種数:18、値下がり業種数:15
  • 年初来高値更新銘柄数:60、年初来安値更新銘柄数:18

東証1部の出来高は14億2,346万株、売買代金は2兆4,679億円(概算)となり、ほぼ前日並みの商いでした。NY市場が大幅下落となったものの、円安進行などから急激なリスクオフモードになることはなかったようです。

高水準の商いには程遠い状況ですが、売買代金は前日に続いて2兆5,000億円に迫るレベルとなりました。

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そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。ただ、前場の終盤に一時▲197円安となりましたが、その後は下げ幅を縮小し、後場の半ばには一時▲49円安まで挽回しました。結局は反落となりましたが、予想以上の底堅さを示したと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、下落率は日経平均株価より小幅に止まりました。

東証マザーズ総合指数はかろうじて4日続伸、出来高は5日ぶりに4,000万株を上回る

東証マザーズの出来高は4,250万株、売買代金は741億円となり、いずれも前日より増加しました。出来高は5日ぶりに4,000万株を上回りましたが、個人投資家の物色意欲に回復の兆しが見られず、売買代金も6日連続で1,000億円を割り込んでいます。

なお、総合指数はほぼ横ばいでしたが、わずかながら上昇したため、かろうじて4日続伸となりました。目先は1,100ポイント割れの危機を脱したかもしれません。

武田薬品工業が一時▲9%超安の暴落、増益見通し公表の日本電産も一時▲3%弱安

個別銘柄では、ファナック(6954)、東京エレクトロン(8035)、ダイキン工業(6367)など主力株が大幅安となり、安川電機(6506)、日立建機(6305)、コマツ(6301)など機械株も大幅に下落し、SMC(6273)は一時▲5%安に迫る急落となりました。

また、海外製薬大手の買収提案が公表された武田薬品工業(4502)が、財務状況悪化が懸念されて一時▲9%超安の暴落となり、終値も▲7%超安で引けています。

その他では、前日に決算発表を行った日本電産(6594)が、増益見通しを公表したにもかかわらず一時▲3%安に迫る大幅安となったことが注目を集めました。

一方、KDDI(9433)、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)、エーザイ(4523)などが大きく値を上げて、いずれも年初来高値を更新しました。

また、東京電力ホールディングス(9501)を始めとする電力株が、前日に続き軒並み年初来高値を更新しています。

新興市場では、ディジタルメディアプロフェッショナル(3652)が値を飛ばしてストップ高となり、ドリコム(3793)も久々の急騰となりました。一方、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス(6575)が続落となり、安値更新となっています。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。