庭にスタイリッシュな樹木があると、空間に縦の要素が加わり広さを感じさせます。ゆっくり生長して自然に形が整う品種を選べば、剪定の手間もかかりません。

庭木は背が高くシンボルツリーにピッタリなものから、シュラブと呼ばれる低木まで多種多様。今回はガーデナー歴30年の筆者が太鼓判を押す、お手入れが楽ちんなおすすめツリーを参考価格とともに紹介します。

記事最後には庭木選びの3つのポイントもお伝えしますので、庭づくりの参考にしてくださいね。

1. この記事で紹介する「庭木」にまつわるあれこれ

  • 庭木の分類
  • 手間のかからない庭木オススメ品種6選
  • 庭木選び3つのポイント

2. 庭木の分類

2.1 中高木

【写真1枚目/全9枚】存在感バツグンの中高木からカワイイ花を咲かせる低木(シュラブ)まで、2枚目以降の写真で「手間いらずのツリー」を紹介します!

庭に植えられた中高木

Brett Porterfield/shutterstock.com

中木または高木は樹高が2メートル以上になる木。高いものでは5メートルを超すようなものもあります。ただ、庭では背が高くなり過ぎると管理が大変なので、3メートルほどで剪定するのがオススメ。

存在感があるので庭のシンボルツリーに最適。夏に涼しい木陰を作ってくれます。

2.2 低木(シュラブ)

花や葉の美しさを楽しむ「低木」は、人の背丈ほどの高さ

庭の低木

OLAYOLA/shutterstock.com

低木は1~3メートルほどの高さに収まります。人の背丈ほどの品種が多く、株元から枝分かれしてボリューミーな樹形になるので、「シュラブ」という呼び方も。

花や葉の美しさを鑑賞する目的で植えられ、高い木と草花の間にできる空間のつなぎ役を果たしてくれます。

みなさんのお庭に合うイメージのツリーはどのタイプでしょうか?迷った人は、次でおすすめツリーを紹介していきます。背の高いシンボルツリーからシュラブまで、じっくり見てお気に入りを見つけてみましょう。