3. 60歳から「毎月3・5・7・10万円」の積立投資でいくら資産を築けるか
毎月3・5・7・10万円の積立投資を5年間続けた場合でシミュレーションしてみましょう。なお、運用利回りは年率3%と5%の2パターンでシミュレーションします。
シミュレーションの結果は以下のとおりです。
3.1 年利3%で運用した場合の5年後の資産評価額
毎月の積立金額:資産評価額(元本部分)
- 3万円:193万9000円(180万円)
- 5万円:323万2000円(300万円)
- 7万円:452万5000円(420万円)
- 10万円:646万5000円(600万円)
3.2 年利5%で運用した場合の5年後の資産評価額
毎月の積立金額:資産評価額(元本部分)
- 3万円:204万円(180万円)
- 5万円:340万円(300万円)
- 7万円:476万円(420万円)
- 10万円:680万1000円(600万円)
毎月3万円の積立投資を年率3%で運用すれば、老後資金を193万9000円増やせます。また、積立金額を毎月10万円に増やせば、用意できる老後資金は646万5000円です。
年率5%で運用すれば、さらに高額な老後資金を用意できます。
60歳からでも、かなりの老後資金を用意できることがわかるでしょう。
4. 老後に向けて準備しよう
老後に向けて準備している人としていない人とでは、老後生活の余裕・ゆとりがまったく違います。
60歳からでも間に合うので、ぜひ新NISAでの積立投資を始めて老後資金を少しでも増やす工夫をしてみてください。
参考資料
苛原 寛