LIMOが2023年5月にお届けした記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2023年5月25日)

庭の美しさは花の色合いだけで決まるものではありません。花の形や葉の質感、植物が生長する姿など、個性を考慮した植栽も大切なポイントです。

時間にゆとりができ、これからガーデニングを始めたいという方への「60代から始めるガーデニング」。今回は草花の特徴や個性を活かした庭の作り方を紹介します。

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1. 草花選びでおさえておきたい特徴や個性【3つのポイント】

草花選びでおさえておきたい特徴や個性とは?

花が咲き乱れる庭

george green/shutterstock.com

1.1 【ポイントその1】花の大きさや形

 大きく咲き開く花から可憐な小花まで、花の大きさはさまざまです。花の形状も丸形・ラッパ形・星形・穂状など多種多様。

さらに産毛が生えていたり艶やかな照りがあったりと、花弁の質感にも注目しましょう。

1.2 【ポイントその2】葉の形や色合い

シャープな細長い葉、深い切れ込みが入る葉、針のような繊細な葉など、葉の形もバリエーション豊富。葉色も緑だけでなく、銅葉や銀葉、白い斑入りも。

葉の特徴でさまざまにコーディネートすることで、花が咲き終わったあとは葉の美しさを楽しめます。

1.3 【ポイントその3】草姿や背丈

地面をほふくするように広がるタイプや、スラリと伸びた茎に花をつけて立ちあがるタイプなど、植物が生長する姿はさまざま。

コンパクトにまとまる植物は安定感があり、大きく広がってボリュームのある植物は存在感バツグンです。草姿や背丈が異なる品種をうまく配置すると、庭が立体的に見えます。