2. 年賀状は「国立極地研究所創立50周年記念募金」の特典だった
ゆづかさんに届いた年賀状の正体は「国立極地研究所創立50周年記念募金」の特典でした。
国立極地研究所とは「南極と北極の観測・科学研究」をおこなう日本唯一の研究機関で、1973年の設置から2023年に創立50周年を迎えました。国立極地研究所では、創立50周年記念事業実施のために、2022年12月1日から2023年12月31日までの間、寄付の受付を行っていました。
寄付をすると「オリジナルクリアファイル」「記念プレート」「南極の氷」などの特典を受けることができます。そのうちのひとつに「年賀状」が含まれており、募金をしたゆづかさんの所にも届いたというわけですね。
そんなゆづかさんはポストに続く形で、特典の「北極・南極の地図のオリジナル風呂敷セット」の写真も公開するとともに「極地研究所の活動を大勢に知ってもらえて嬉しい」という旨をコメントしました。
3. ポストから見えた「お年玉番号」に怪訝な思いを抱いたが…
年賀状が届いた際の心境をゆづかさんに尋ねると、始めは怪しさを感じたそうで「ポストの隙間からお年玉番号がのぞいており『この時期に年賀状…?』と怪訝に思いました」と話します。
続けて「取り出すと、風景印のペンギンが一番に目に飛び込み、何かワクワクするものが届いたと直感しました!次いで『昭和基地内、6.1.1』の消印を確認した時には、マンションの共同ポストで思わずひゃっと声を上げてしまいました」と振り返ります。
思わぬ郵便物を発見したゆづかさん。「南極は、子供の頃から今もずっと憧れの地なので、ポストに宝物が入っていたような感覚で、心が躍りました」と喜びの胸中を明かしてくれました。
うわーうわーうわー!
— ゆづか正成 Yuduka Masanari (@yudukamasanari) April 12, 2024
今日ポストに年賀状が届いてて「こんな時期に?」って思ったら、消印がなんと🐧🐧昭和基地🐧🐧
日付は元旦、4カ月かけて南極から届いた年賀状…ってコト??
去年、極地研に寄付したからだと思うんだけど、これは粋だー!!めちゃめちゃ嬉しい! pic.twitter.com/umLDdrmfYr