壁面やフェンス一面に咲き誇る様子が華やかなクレマチス。鮮やかな色彩としなやかな姿は世界の愛好家から「ツル性植物の女王」と賞賛されています。

日本では「テッセン」とも呼ばれ、古くからなじみ深い花。今回はクレマチスの魅力や育て方を紹介します。

記事最後にはクレマチスのおすすめ品種を、参考価格とともに挙げています。ぜひお好みのクレマチスを見つけて育ててみてくださいね。

1. この記事で紹介する「クレマチス」にまつわるあれこれ

  • クレマチスの魅力
  • クレマチスの育て方
  • クレマチスのおすすめ品種5選

2. 【ガーデニング】クレマチスの魅力はこんなにたくさん!

【写真1枚目/全7枚】麗しのクレマチス「ツル性植物の女王」2枚目以降の写真でその魅力を余すことなくお伝えします!1/7

フェンスに絡まって咲くクレマチス。花の色はピンクと紫。

CoinUp/shutterstock.com

2.1 花色や形が多彩

クレマチスの代表色である紫や青のほか、ピンクや赤・白・黄などカラーバリエーション豊富。花の形も典型的な平咲きをはじめ、八重咲き・壺咲き・チューリップ咲きなど多様です。

2.2 強健で育てやすい

枝に触れるとポキッと折れそうなほど繊細な見た目ですが、案外丈夫で育て方も簡単。冬は枯れたように見えますが、春になると盛んに枝葉を伸ばして美しい花を咲かせます。

2.3 ほかの植物と組み合わせやすい

クレマチスは壁面やフェンスに絡ませるので平面的に花が広がり、主役にもわき役にもなれます。とくに同じ頃に咲くバラとの相性はバツグン。

背景にクレマチス、その手前にさまざまな植物を植えると、庭に奥行きが出ます。

3. 【ガーデニング】クレマチスの育て方~キレイな花を咲かせたい!~

クレマチスの花をキレイに咲かせる育て方!2/7

クレマチスの花が咲いている。色は薄いピンク。

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3.1 日当たり

日があまり当たらない場所では花数が減ってしまうので、明るい日なたで育てましょう。蒸れるとうどんこ病が発生しやすいので、風通しのよさも必要です。

3.2 水やり

乾燥はやや苦手で、とくに花が咲いている時期は水をたくさん欲しがります。地植えは株が生長してきたら雨水にまかせても大丈夫ですが、晴天が続くようであれば水やりしましょう。

鉢植えは水切れを起こしやすいので、土の様子をチェックして乾いていたらタップリと与えます。冬は休眠期なので水やりの必要はありません。

3.3 肥料

肥料は緩効性肥料と液体肥料を定期的に与えます。緩効性肥料は真夏以外の春から秋にかけて1~2カ月に1回。液体肥料は1カ月に2回程度与え、夏は2倍ほど薄めにした分量にします。

3.4 剪定

クレマチスの剪定は品種によって枝を切る場所が異なります。

「旧枝咲き」:モンタナ系・シルホサ系・フォステリ系・パテンス系・アトラゲネ系

前年に伸びた古い枝から花芽が出るので剪定はしません。開花後に花から1~2節ほど下まで切り戻すだけで大丈夫です。

「新枝咲き」:ビチセラ系・テキセンシス系・ヴィルオナ系・インテグリフォリア系・ジャックマニー系

新しく伸びた枝に花を咲かせるので、咲き終わったら根元から2~3節残して古い枝を切り落とします。

「新旧両枝咲き」:テッセン系・タングチカ系・フロリダ系・ラヌギノーサ系

新しい枝と古い枝の両方に花が咲きます。今年伸びた新しい枝を半分ほど切り戻しましょう。

クレマチスの魅力や育て方をお伝えしたあとは、おすすめの品種をご紹介しましょう!お気に入りを見つけて、お庭に迎えてみませんか?

4. 【ガーデニング】クレマチスのおすすめ品種5選

4.1 H.F.ヤング

【おすすめクレマチス 1】青系のクレマチスの中でも人気の「H.F.ヤング」3/7

青紫のクレマチスの花が咲いている。葉は深い緑色。

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  • 系統:ラヌギノーサ系
  • 咲き方:四季咲き

青系のクレマチスの中でもっとも人気のあるH.F.ヤング。咲き始めはやや紫がかっていて、咲き開くにつれて鮮やかなブルーになります。

※参考価格:1000~1500円前後(3号ポット苗)

4.2 ドクターラッペル

【おすすめクレマチス 2】濃いピンクの筋がクッキリ入る「ドクターラッペル」4/7

クレマチス「ドクターラッペル」の花が咲いている。薄いピンクの花弁に、濃いピンクの筋が入っている。葉は深い緑

Tintila Corina/shutterstock.com

  • 系統:パテンス系
  • 咲き方:四季咲き

ドクターラッペルは濃いピンクの筋がクッキリと入りとても華やか。花は15~20センチの大輪で、遠目にもよく目立ちます。

※参考価格:1000~1500円前後(3号ポット苗)

4.3 エトワール・バイオレット

【おすすめクレマチス 3】ダークパープルが大人シックな「エトワール・バイオレット」5/7

クレマチス「エトワール・バイオレット」の花が咲いている。色は濃い紫。

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  • 系統:ビチセラ系
  • 咲き方:四季咲き

濃い紫の花が大人シックなエトワール・バイオレット。花芯は明るいイエローで、花弁とのコントラストが鮮やかです。花付きがよく盛んに返り咲きします。

※参考価格:1000~1500円前後(3号ポット苗)

4.4 モンタナ・ルーベンス

【おすすめクレマチス 4】4枚の淡いピンクの花弁が愛らしい「モンタナ・ルーベンス」6/7

薄いピンク色のクレマチスの花が咲いている。

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  • 系統:モンタナ系
  • 咲き方:一季咲き

モンタナ・ルーベンスはほかのクレマチスよりひと足咲きに開花するのが特徴。4枚の淡いピンクの花弁が愛らしく、チョコレートのような甘い香りを漂わせます。

※参考価格:1000~1500円前後(3号ポット苗)

4.5 プリンセス・ダイアナ

【おすすめクレマチス 5】チューリップ咲きの赤い花が可愛らしい「プリンセス・ダイアナ」7/7

クレマチスの花が咲いている。チューリップのような花弁はくるんと外向き。

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  • 系統:テキセンシス系
  • 咲き方:四季咲き

イギリスの故ダイアナ妃にちなんで名付けられたプリンセス・ダイアナ。チューリップ咲きの赤い花が可愛らしく、花弁の先端がクルンと外巻きになります。

※参考価格:1000~1500円前後(3号ポット苗)

5. 色彩豊富なクレマチスで庭を華やかに

毎年のように新品種が生み出されているクレマチス。ロマンチックなものからシックなものまでカラーバリエーションが豊富です。

枝葉が繊細なので、大輪の花でもそれほど圧迫感を感じさせません。いろいろな花と組み合わせて、庭を華やかに彩ってみましょう。