【羨ましい富裕層】日本に1億円以上の資産家は何パーセントいる？富裕層の意外なライフスタイルを調査直近1年での出費最高額は「15億円」という結果に。一体何を買ったの？

2. 【富裕層】直近1年の出費最高額は15億円。何を買ったの？

ここからはラグジュアリーカードの調査データから、富裕層のお金の使い方についてみていきましょう。

調査概要は以下の通りです。

【調査概要】

【写真全3枚中2枚目】直近1年で買った最も高いものとその金額

「直近1年で買った最も高いもの」を調査したところ、「不動産」（15億円）が最高額となりました。

続いて「一棟マンション」（7億円）、「マンション」（6億円）と、同じく不動産関連が上位を占めています。

項目別では「自家用車」（23.7%）、「時計」（14%）、「不動産」（5%）の回答が多く、投資価値のある買い物に惜しみなく投資する姿勢が見て取れます。

富裕層の傾向として、趣味での買い物よりも将来的に資産価値が残るものに投資する傾向があるようです。

趣味に関しては「国内旅行」（61.4%）、「グルメ」（48.8%）、「海外旅行」（45.6%）が上位となっており、旅行への回答が多く、現在の世界情勢を踏まえてか国内旅行派が多い結果となりました。

【写真全3枚中3枚目】富裕層が好きなブランド

ここからは富裕層が好きなブランドについての調査結果を見てみましょう。

好きなブランドについて、車部門では「メルセデスベンツ」が1位という結果に。

また、ハイブランドの洋服部門では「ルイ・ヴィトン（24.0%）」、「エルメス（18.1%）」が支持を集めていました。

一方で、よく着用する洋服部門では、約4割が「ユニクロ（42.1%）」と回答。

その後も「モンクレール（21.9%）」や「ナイキ（17%）」など、スポーティでカジュアルなブランドが支持を集める結果となりました。

富裕層のお金の使い方に関する価値観について、約7割の人が「自分の好きなものには出費を惜しまない」と回答しましたが、一方で「有名で高価なブランド」や「人から羨ましがられるような高価なもの」への出費に関しては消極的な傾向が見られました。

富裕層のお金の使い方として「見栄での買い物はしない」というのが特徴といえるでしょう。

品質の良いものを長く使うというのは、私たちにも真似できる部分かもしれませんね。

今回は富裕層と定義づけられる「1億円以上の資産家」の割合や、富裕層のお金の使い方を見ていきました。

富裕層は年々増えていますが、大きな資産は短期間で築けるようなものではありません。

とはいえ、少額ずつでも資産運用などで積み立てていくことが、将来の大きな資産に繋がることもあります。

「見栄を張らずに品質の良いものを、長く使う」という価値観は、私たちも日常生活で取り入れていくべき部分かもしれません。

将来大きな資産を築くためにも、まずはご自身のライフプランに合った資金計画を立ててみましょう。

中本智恵